40代男性のインプラントの手術を終えた処です。
今は、
新患の患者さんを待っている処です。
先ほどの手術は、
技術的なことよりも、
緊張する患者さんの強ばる表情に、
アレコレ心を解すことに
気を配るほうが大変でした。
男性の方が気が小さいものですから。
で、
治療の前の麻酔注射のあとに
私は脈を採るのですが、
ふと、
あることに気づいて、
上腕から肩、首筋を触診したのです。
これはイカンと。
凝り過ぎた疲れた身体です。
マッサージも、
こういう体質の方には必要なのです。
水分もドンドン摂取しなければなりません。
そんな話ししながら、
ついつい、
腕から首筋をマッサージして、
お顔が和らいでゆくのが
眼に見えて判ります。
医療とは、
そういう【人全体】を診て、
上手く、
歯車が回るような気がいたします。