患者さんの歯科治療に従事して、
早いものです。
もう30年が経ちました。
つくづく感じますのは、
当たり前なんですが、
人は誰しも【老いる】と云うこと。
生活環境の整備や医療の進歩によって、
今の高齢の方々って、
見た目も身体もお元気ですよね。
私が幼い頃の年齢から、
20歳位お若いんじゃないでしょうか?
しかし、
其れでも年齢は1年づつ経てゆく訳ですから、
絶対に【老い】は訪れます。
私らが患者さんとお付き合いする上で、
想像できない位に、
長いお付き合いになるのです。
生涯、
快適な食生活を営んで頂けるような歯科治療をと。
唾液の分泌状況や質、
骨格と筋肉の状況、
いろんな要素が治療成績に影響を与えます。
今までのように、
あっ!虫歯だ!
早く詰めよう!
歯茎が腫れた!
ポケットの手当てだ!
歯を抜いた!
インプラントかブリッジか?
そんな単純な選択ではありません。
患者さんの体質に沿った治療を考えねばなりませんね。