大学病院には大勢の医師が勤務しています。
医局に向かうには病院ロビーから各診療科の待合室を
通り抜けるのですが、
この時、
○○さん、○番ユニットにお入り下さい。○○先生が診療します。
と云うアナウンスが耳に入ります。
この際、
私はチラッと患者さんのお顔に視線を向けてしまいます。
あぁ、この患者さんは幸せだ。
あぁ、この患者さんはお気の毒だな。
申し訳ないのですが、
大学病院の医師の技量に差が在る事を知っているからです。
大学病院でさえも、こういう状況です。
一般開業医の技量の差は、
天と地獄くらいの大きな差が在る事を認識して下さい。
饒舌な理屈と、腕の器用不器用は違います。
患者さんのお口の中の治療痕跡から、
よーく現状認識出来ましたもの。
其れなりの結果で良いと思った時が、
歯を失うきっかけになるでしょう。