親バカ


息子が小学6年生の今日、

帰宅時間が余りにも遅いので、

自転車に乗っている処を自動車にでもブツケられたのでは?

等と、

心配性の私は玄関から何度も外へ出てはの繰り返し。

それにしては遅すぎる。

近くの大通りまで足を延ばしては、

また別の方角へと。

そんなこんなを繰り返していたら、

随分と経ってから、

自転車に乗った息子の姿を見つけました。

父ちゃん、コレ!

と、手渡されたネクタイの包みに

嬉し涙で顔がグシャグシャになりました。

そのネクタイは今でもお仏壇にお供えして、

私の頸に巻かれた機会はありません。

いつか息子が1人立ち出来る晴れの日にと、

そんな日を待ち焦がれている親バカの見本の私です。

息子や娘から貰った品は、

何から何まで院長室に飾っています。

其れが親ってモンでしょう?