医療人の義務


学問の実践の継続と、受験勉強は全く別物です。

また学問と仕事の融合の実践もまた、

現実的には困難な道程です。

私らの職業に於いては生涯研修と云う言葉を頻繁に耳にします。

生涯研修と学会、研修会への参加とはコレも全く別物です。

仕事の意味、

コレは単に所得、収入を得る手段ではありません。

仕事を通して自己を鍛え、

社会への貢献して初めて、

仕事をしたと言えるのだと思います。

サラリーマンとビジネスマンの違いとも言えるでしょう。

私らの職業は特に人の大切な身体を手当てすると云う

特殊性を持っています。

この特殊性故に私らは、

酷しい道を常に選択する義務が在ります。

義務と自己希望とは違います。

好んで勉学に勤しむのではなく、

私らは、義務として勉学に勤しむ定めに身を置いています。

その辺りを医療人は忘れてはなりません。