歯科技工の勘所


今日は応援にて、

歯科技工士さんが2名お越し下さいました。

で、

オー!ありがとう!ありがとう!

僕の部屋でチョッと待っててよ!

と、申し上げても、

なかなかお入りになられません。

よくよくお聞きすると、

私の事を歯科技工士さんたちは

恐ろしく厳しい歯科医師だと、

そんな風に聞き及んでいるのだそうです。

へぇ~、

でもお宅の所長などは恐がってませんよね!

と、お尋ねしたのです。

そんなこんなの会話の後、

4時間ほどご一緒に仕事をさせて頂きました。

楽しかったですよ。

技工士さんも同じ想いだったと思います。

仕事後に、

私の部屋で煙草を一緒に吸ってました。

治療の話しに興じて楽しかったですよ。

またお越しになられるそうです。

私らは、

真面目に歯に取り組みさえすれば、

免許の違いから来る壁など

一気に無くなってしまいますもの。

同じ歯科医師であっても、

アホな奴と話しをするより、

歯に熱心な歯科技工士さんとの時間の方が

どれだけ有意義なモノであるか。

今日の患者さんはラッキーだと思います。

歯科技工士さんが直にお顔を拝見し、

私の裏方を務めてくれましたから。

技工作業を患者さんのお顔を思い出しながら、

其れが本当は1番大切な歯科技工の勘所なんです。