勘働き


【日本海軍の興亡】という本は、

戦記贔屓の私からすれば、

特に目新しい記載はありません。

が、

それでも提督たちの発した言葉などを思い出して、

また、

歴史上の【もしも】を考えながら、

興味深く読んでいます。

【勘違い】や【思いつき】、【思慮に欠けた行動】により、

この国は敗れてしまいました。

似たような事象は、

日常にも起こっています。

戦争は始める時に、終わらせ方を考えていなければなりません。

でなければ、総力戦の結果、

大きな犠牲を生むからです。

何事も同じこと。

誰が一番の大きな犠牲者となるのか。

見栄と我の強さが大きな命取りとなるのに。

治療においても、同じようなことが言えます。

原理原則と現実を鑑み、

日々の積み重ねからの【勘働き】に狂いがないようにと、

私は思うんですが。