癒し


次に新潟へ参ります時には、

平蔵、マリリン、ラッシーを

伴って行こうと思っています。

平蔵、ラッシーにとっては初めての新潟です。

信濃川沿いの堤を

犬たちは、何を感じるのでしょう?

息子は平蔵とラッシーを知りません。

恐らく、

唖然とすることでしょう。

私の生活は、犬との暮らしで一転しました。

二泊以上の出張は、

新潟での大学での仕事以外、受けません。

一泊も、余程の理由がなければ。

ですから、日帰り圏での出張が大半です。

上京も便利になりました。

日帰りできますもの。

新潟は私にとっての第2の故郷です。

大学での時間は、

とても充実していますし、

若い世代への、

私からの恩返しだと思って、

皆さんと接っしています。

が、

私も年です。

大型犬3匹連れての、

北陸道の車での往復には

多少、躊躇いがあります。

ただ、帰宅してからの犬たちの喜びように、

私を慕って、信じているのが伝わります。

早朝の起床が続けられるのも、

決まった時刻になれば、

犬たちが一斉に顔を舐めに来るからです。

散歩も犬たちの喜びようを観れば、

しない訳にはいきません。

読書、歯の彫刻、文献検索などの間も、

犬たちは私の足元を囲むように寝そべっています。

犬たちと相撲を取るのも日課となりました。

そんな平和な暮らしができるのも、

犬たちの癒しがあるからでしょう。

趣味という趣味のない私の癒しが、

犬たちとの【ふれあい】だと思います。

白衣とスーツを纏えば、

私は仕事一色の緊張モードとなります。

その緊張を解く唯一が、

平蔵、マリリン、ラッシーの

眼差しであることは間違いありません。