生活の基本


今日も朝一番から手術です。

私らの仕事は、

【瞬時】の判断の正確さと、

手先の正確さを求められます。

疲れが溜まった体調は、

その能力を鈍らせると云う事を

長い診療生活で学んでいます。

窮屈過ぎるほどの規則正しい生活が

私らの仕事の基本です。

眠りたい時に眠り、

起きたい時に起き、

腹が減ったから栄養を摂取し、

したい事をしたい時にと云う生活では、

昔の童話に在ったキリギリスのようではないですか?

勿論、私自身も機械ではありませんから、

ある程度の【ゆるぎたるぎ】もありますし、

煩悩も多く抱えています。

私は自分自身が一番、自分の欠点を自覚しています。

この欠点が、力の原動力となっている処も在り、

完全修正と云う訳にはいかない事情もあるので、

この辺りは、

加減しながらと云う処でしょうか。

何事も、自分独りの能力には限りが在りますので、

大勢の方のお力をお借りしながら、

なんとかヤってると。

が、

仕事に於いては、

仕事の出来ない人とは組みません。

それで摩擦が生じることが一時在ったとしても、

私は、そういう仕事感を持っています。

仕事に於いては、

相手への、好き、嫌いと云う感情は持ち込みません。

あくまでも、仕事が出来る、出来ない、

それだけで判断しています。

クールかもしれません。

が、

私自身も、逆に評価を受けていますので。

仕事に於いては、冷静さで進めるべきでしょう。

希望が通る訳ではありません。

が、

希望がかなうような、

仕事の進め方が大切だと思います。

だからこそ、

日々の過ごし様というか、

生活の基本が肝腎なのだと感じます。