昔のメディカルニッコール


この10年くらいでしょうか?

当初は、物凄く抵抗があったのですが、

診療記録用のカメラをデジタル化したのです。

フィルムの時には、

現像があがるまでの3日くらいは、

仕上がりが気になって、気になって。

映し損じがあったらならぬと、

同じショットを露出を変えて何枚も撮影して。

随分と無駄遣いしていました。

デジタル化された時には、

即座に写真を確認できて、

なんと便利なことか!と感心したのです。

が、

やはり画像はフィルム程の切れ味がないと、

我慢しつつ、

自分で自分に言い聞かせてと。

昨日、

昔の愛機であったニコンF-2とメディカルニッコールを見つけ、

現カメラにメディカルニッコールを装着する気が生じ、

試してみたら、

画像は写らず。

やはりダメかと、

しかし諦めきれず、

ニコンに電話をいれて問い合わせたのです。

ニコンの丁寧な応対にて、

で、

シャッターを。

写りました!

私のメディカルニッコールは特殊なレンズで、

今までのレンズでの不満が、

これで解消されるのです。

特に私のメディカルニッコールは、

特別な拡大像をも撮影でき、

診療でのマイクロスコープ以上の拡大下での撮影が出来ます。

嬉しくて嬉しくて堪らず、

診療記録用の写真は、

診療の後から、

自分の仕事のイタラナさを確認出来ます。

再評価がなければ、

自己力では、成長できないモンです。

また、仕事での楽しみができました。