動じないこと


目には見えないのですが、なんか良い運気に恵まれていると感じる時があります。

こういう時を、追い風に乗っているというのでしょう。

逆に、何をしても上手くことが運ばないという時も経験します。

向かい風の逆境の時期と言えるでしょう。

人生は、その繰り返しです。

向かい風にある時には、私はジットして、頭を屈めて決して動かなくなりました。

こういう時期には、何かしらの対策をうたねばと気持ち焦り、

ジットしていられないモノです。

せめて情報収集のために見聞を広めようと交遊関係を拡げてみたり、

様々な書籍に没頭するモノです。

経験的に、それらすべては止した方が良いと思っています。

運なき時に出会う人に録な人は居りません。

運なき時に出会う書物に役立つ知恵はありません。

何時もと変わらない日常の繰り返しをジット我満して続けることで、

必ず賽の目は廻って来ます。

それが速く訪れるように、それには変にジタバタして深みに嵌まらないように、

ジット動かないことが最良の策であろうと感じています。

こういうアドバイスが出来るようになったのも、

私自身が、多くの無駄な労力に振り回されたからです。

また、歯科の仕事は、地道にコツコツと、

丁寧に丁寧にの繰り返しから、はじめて、治療の確固たる成功を導いていくもんです。

歯科が私自身の処世を教えてくれているように思えてなりません。