越後の空に輝く


私の拙いブログを読んで下さっている方々からしばしば、

新潟って良い処なんですね!と、声をかけて頂いた時に、

私は自分で自分の顔が皺くちゃになって喜んでいるのが判ります。

診療の合間、セメントが固まるのを待つ合間などに

菊地寛通りに面した窓から、外の街路樹が視界には入っているのですが、

私の脳裏には、信濃川河口に架かる萬代橋の風景が浮かんでいるのです。

人には其々に夢が在るのでしょう。

歯科医を志し、自分の望むスタイルで日々の診療が出来、

また大学での活動も望む形で過ごしている私は、歯科医としては大変な果報者であると

天に感謝する者であります。

末の娘の年齢を鑑みますれば、生涯、私は現役で居らねばなりませんが、

仮に末の娘を無事に世間様へと出でたつ責任を果たせました末には、

どの子かに私の仕事の後始末を託して、

新潟へと帰り、毎日を信濃川からの風に曝して暮らしたいと願っています。

今夜は新潟祭りの花火大会であるような。

鳴り響く音と、輝く花火は、私には離れていても届くのであります。