些細な日常


上はこの春から小学5年、次が3年、そして新入学の3人の娘達に囲まれて過ごしています。

ありがたい事に皆で一緒に入浴しています。

湯槽に浸かって、大きな声の歌を聞き、

洗い場に3人を並んで屈ませ、流れ作業にてシャンプー、リンス、身体を洗って、

仕上げは順番にバスタオルで拭いてやる。

脱衣場からのカシマシイ声を横に、急いで自分の洗髪と身体を洗うと言う始末です。

本当に気忙しい帰宅後の時間を過ごしていますが、

これも後少しだけのことと思うと、本にありがたいと感謝しています。

凡そ人の幸福というモノは上を観てもキリがなく、

この歳になって、このような些細なる日常こそが真の幸福であると判るようになりました。

上の娘も思春期の入り口にさしかかっているのを実感します。

今は社会人となった長女の其の頃を懐かしく思い出すのです。

孫のような歳の娘のお陰にて、昔は当たり前と感じていた日常を幸せと味わうことが出来るを感謝しつつ、

どうか全ての授かりし子達が、幸多い人生であることを祈らざるを得ない、相変わらずの大バカ親振りを発揮する私です。