歯科医院 に 必要な 技工室


大都会 では

テナント料金 の 兼ね合い

在る ので しょう

私が 青年期 お世話に なった 先生方。

ソレこそ

都内 の 超一等地 に 診療所を 構えて 居られ ました

絶対 に 【歯科技工室】を 構えて 居られ ました。

 

院内歯科技工士 が 居る 居ない に 関わらず です。

なぜなら

歯科医師 自ら の 【手】 で

チョッと した 技工を 行う こと

歯科技工士 から 送られて 来た

歯科技工物 の 【修正】 は

歯科医師たる 者

絶対に 行わなければ なりません。

 

歯科技工物 は 石膏模型 上 で 製作 され ます。

【生体】との 誤差 が 必ず 生じて います。

その 【間】を アジャスト しなければ なりません。

 

最終的 には 患者さん の 口腔内 で

再修正 しなければ なりません

その 前段階 での

模型上 での

歯科医師 自ら での 【手当て】

絶対に 必要だ と

私ら の 世代は 肌感覚 で

身に 染み込んで いました。

 

歯科医師免許 を いただいて

ほぼ 5年ていど

先輩たち から の 冷たい 【視線】が

自分で 技工物を 製作して

無言 の 【圧力】も ありました から。

 

ですから

口腔内 で 歯の【形態】を 製作する ダイレクトボンディング修復

私ら は

なんら 難しい 治療では 無い の です。

 

また

歯科治療には 歯型を 採る 治療は 必須です。

その 歯型 に 石膏を 注入しなければ なりません

この【石膏】 には 【硫黄】が 含有されて います。

 

治療器具 を 洗浄する 消毒室 の シンク で

この 作業を 行なう

どんな に 手稲に シンクを 洗っても

【硫黄】成分 は 完全に 除去 できません。

【硫黄】の 付着した シンク に

治療器具 を 置くことは

私には できません。

 

また

粉塵 の 問題も あります。

 

歯科技工 は 治療とは 【完全分離】した 環境で

行なう こと

コレは

初歩 の 初歩 だと 考えます。

 

歯科治療に おいて 【ラバーダム防湿】が 必須で ある ように

修復物 が 判る 歯科医師は

歯科技工室 の 重要性を 認識して います。

 

マイクロスコープ を 使い 始める と

マイクロスコープ 無し では

歯科治療 が できません。

 

歯科技工室 は ソレと 同じ なんです。

三枝デンタルオフィス の 歯科技工室。

机 は 歯科医師なら 知らない 人は 居ない でしょう!

【KAVO社】 の 技工机 が 2台。

ソレゾレ の 机 での 【作業】は 違います。

そのくらい 歯科技工って 繊細 なん です。

 

私 は 治療以外 の 時間

ほぼ

歯科技工室 に 籠もって います。

 

ですから

青年歯科医師たち が 私に 用が 在る 時には

歯科技工室 に 入って 来ます。

 

その際

彼ら

私の 歯科技工 を 熱心に 観て います。

 

そのような 環境です から

青年歯科医師たち も 知らず知らず

歯科技工を 行なう ように なりました。

 

このように して

私 の 歯科医師教育 は オン・ザ・ジョブ・トレーニング を

採用 して います。

 

なんに せよ

私は 歯科技工の デキない 歯科医師は 信用して いません。

 

既に 80歳を 優に 越えた

私の 青年期

最も

私が 影響を 受けた

新潟市開業の 岩下博美先生も

未だ に

自ら

技工器具を 手に されて おられ ます。

 

診療室 で 技工する 過程は たびたび。

ただ

その 前段階って 在るん です。