自然で美しい審美歯科治療の決め手とは


見た目を自然で美しく!と云う想いは至極もっともなことです。

みなさまの方でも良くお調べになっておられているようです。
どのような種類の治療方法が綺麗になるのか!と云う事を。

セラミックの裏側に金属で補強しているメタルボンドよりも、
すべてがセラミックで歯の形を造っているオールセラミックの方が一般的には美しく仕上がるものです。

しかしながら、現実はそう甘くはありません。
オールセラミックの歯よりもメタルボンドの方が美しい結果となる場合も多いのです。

何故?

結局は、歯科技工士の技術力の違いでしょう!

同一歯科技工士が造るのならば、メタルボンドよりもオールセラミックの歯の方が美しく仕上がるのですが、
歯科技工士が変われば、そうとも云えません。

現実に、他の医院にて施術を受けたオールセラミックの見映えに不満で、私の診療所へと転院されて来られる患者さんも多いのですが。
そのようなケースに、メタルボンドで対応する機会もしばしばあります。
みなさん、自然で美しくなったと喜ばれています。

そもそも歯の美しさとは、歯のみならず、周囲の歯茎の健康さにも大きく影響されます。
また、歯を削るに際してのデザインによっても、出来上がる歯の色調に大きな影響を及ぼします。

自然で美しい審美歯科治療とは、結局は、歯科医と歯科技工士の技術のハーモニーから決まって来ると言って良いでしょう。