確実な手術、安全で安心なインプラントの手術


私がインプラントの手術に於いて、CT撮影からの画像を3D化しての手術用のガイドプレートに頼る機会は数年に1症例位です。

そもそも私は、CTによる3D画像の詳細さには疑問を持っています。

機械大好きの私です。

最新鋭の機械が発表される度に、メーカーまで足を運び、あるときはメーカーに協力して頂き
試験試用を試みて今日まで来ています。

当然、CTによる三次元画像処理も新機種が出る度に試みています。

歯科の手術は微妙です。

骨の凹凸を0.25ミリ単位位までに再現できなければ、手術用のガイドプレートは使い物にはなりません。

また、撮影姿勢によっての画像の歪みも現段階ではクリアーされてはいないのが現状です。

念のためのCT撮影は意味あることですが、安全で安心な手術が行われることと、其れとは全く意味が違います。

ましてや、確実なインプラント治療を行うのであれば、CTによるガイドプレートの使用は逆の結果を生むでしょう。

確実な手術、安全で安心な手術とは、術者が自らの眼で確りと確認しながら丁寧仕事に徹する!

これは時代を経ても、どんなに機械が新法しても変わらないモノと云えましょう!