昨日、
神戸市へ出向いた際に、
家具屋を見つけ、
ついつい、
店内へと。
診療室のデスクの上の模様替え。
洒落たランプでしょう?
と、
カエルのペン立て。
幸せが還るのだそうな。
それは患者さんには、
かけが得ない大切なことだと。
昨日、
神戸市へ出向いた際に、
家具屋を見つけ、
ついつい、
店内へと。
診療室のデスクの上の模様替え。
洒落たランプでしょう?
と、
カエルのペン立て。
幸せが還るのだそうな。
それは患者さんには、
かけが得ない大切なことだと。
私の身体の何処かに、
常に接しているマリリンですから、
外出しても、
全く心配ありません。
ただ、
歩き難いですが。
この方は、
そうはゆきません。
もっぱらマイペースな質なようです。
車では、
指定席は助手席と、
ご自分で勝手に決めている様子。
ドデカイので、
動きが鈍いのかと思えば、
それは大間違いです。
猛ダッシュ!
凄いですよ。
地響きたてて疾走しますもの。
私では到底、追い付けません。
危ないじゃないか?
大丈夫なんです。
マリリンとラッシーがもっと速く駆け走り、
両から鼻先で、
制止してくれますから。
ご本人は、
不貞腐れて、
地面に寝そべって、
ヒィヒィ息きらせながら、
走り寄る私を、
上目遣いで見ています。
神戸市から夜も更けて、
帰宅した直後、
ハッと、
思いだしたかのように、
机に向かい、
気がつけば、
朝。
今日お越しになられる患者さんの手当てを前に、
頭に点灯したかのように、
ある閃きがあり、
古い専門書を完読したのです。
毎日、毎日を、
職業としてだけの治療に勤しんでいても、
それは無意味な人生の浪費だと思うのです。
ある医師との会話にて驚いた記憶が在ります。
なんでも、
その医師は、
医師免許を使うことで
収入を
より多く得られるように工夫する日々であるそうな。
医師とは、
単なる道具に過ぎないのだとか。
仰け反り返って驚いたのです。
私なんぞは、
歯科医師免許を有効に使うなどとは
凡そ考えたこともなく、
むしろ、
歯科の不思議さに魅了以上、
振り回されている現状。
収入は、
序でに就いてくる程度にしか
深くは考えたこともなく、
経営者目線からしてみれば、
不可解、
あるいは、
疑心暗鬼になりかねない、
理解不能で生意気な奴なのでしょう。
しかし、
当の本人たる私は、
かくの如く、
能天気。
歯が面白い、面白いと、
無邪気に玩具を手にした幼児の如く。
もう今日の患者さんの御出が
待ち遠しいとだけ。
私の診療スタイルを観て、
真似ができるものならば、
やってみぃ!
そんな気概で走って来ました。
歯とは、
男の人生の全てを懸けるに値する
本当に魅力ある器官です。
旧約聖書は、
【初めに言葉が在った】で始まります。
その言葉を発する口腔を専門とする歯科医師は、
常に神と共にあったのかもしれません。
だからこそ、
私は歯の仕事に就けて幸運であったと。