3月31復活祭の夜、
高松市桜町カトリック教会にて、
洗礼式に臨みます。
約1年近く、
岡山県笠岡市の教会と、
高松市桜町教会のお世話になり、
洗礼の準備を進めて来ました。
同じカトリック教会でありながら、
笠岡市教会と桜町教会では
細かな処で、
違いが在ります。
笠岡市の神父さんは長崎の御出身。
聖母マリアさまを大切にされ、
厳格なミサを主祭されておられます。
多くのミサに参加させて頂きましたが、
笠岡市の山口神父さまのミサが、
私は一番好きでした。
ただ、
高速道路を使っての片道2時間、
しかもミサは午前9時半から始まります。
毎朝6時には出発せねばなりません。
しかも週末は半分以上、
県外出張の私の暮らし向き。
連日、
手術や研究に追われる私には、
体力的にはキツかった。
私にできることと言えば、
毎朝、
ミサのCDに逢わせての日々のお祈りを続けること。
カトリックからユダヤ教関連の書籍にて、
自分だけでできる【読む勉強】に勤しむことでした。
桜町教会は、
自宅と診療所の通勤路の途中に在ります。
神父さまのご厚意にて、
水曜日の夜、
個人的に勉強を教えて頂いています。
何故、カトリックへと?
私の昔を知る人は怪訝な顔で問いかけます。
私は、
もう1度、
圧倒的なエネルギーを燃やそうと思っています。
歯科医学へのエネルギーです。
もう若くありません。
それでも、
歯科医学の未知なる領域にチャレンジします。
遠回りする時間は残されていません。
ぶれないように、
心の支えをカトリック信仰に見いだしたのです。
医療人に信仰は必要だと思います。
人を愛さねばなりませんから。