私が母校での教壇に立ち既に8年が経ちました。
当時の新入生も既に、社会へと巣だって行きました。
学校での座学と現実の狭間で、苦しんでいる卒業生の歯医者さんや
その友人や同僚の先生方から、
しばしば連絡を頂く機会が増えました。
セッカチな私ですが、
若い歯医者さんへのアドバイスとして、
焦らない!
ジックリと目の前の患者さんをヨーク診ること!
今すぐに始めること!
毎度毎度、同じ台詞を申し上げています。
序でに、
歯科関連の商業雑誌は見ないで、論文を読むこと!
これは流行りに左右されない治療を学ぶ上で大切です。
で、歯型彫刻をすること!
歯の形態を身体に焼き付けるためには大切な習慣です。
連絡を頂いたら、必ず返信するか、電話するかを
心がけてきました。
そういう自分を省みて、
あぁ俺も歳とった!と、
しみじみ思うのです。
技術はイッペンには身に付きません。
ゆっくり、ゆっくりとで、良いと思います。
誠実な歯医者であることを
其れだけで充分だと思います。