日別アーカイブ: 2016年1月18日

私の仕事感

これは私の勝手なんですが、

ほぼ昼休み休憩など採ることは出来ません。

私は、同じ時間帯に複数の患者さんの予約をとることはありませんから、

最近のように患者さんが多いと、

昼休み抜きで、診察を続けています。

スタッフもよく付いてきてくれています。

交代で、お握り程度をと云う1日です。

診療が終わってからも雑務萬斎です。

医療人なり研究者だからと云う訳ではなく、

企業戦士も同じようなものだと思っていますので、

私的には違和感はありません。

食べる手段として仕事をするのではなく、

仕事を通して生きると云う考えです。

寝ても覚めても鮨と云う職人さん、

寝ても覚めても天婦羅と云う職人さんを

私は心から職業人として認めます。

そう言う人間は了見が狭いと云う意見には賛同出来ません。

自分の仕事冴えも尊重出来ない人の目に、

多くを推し測る眼があるとは到底思えません。

仕事馬鹿、専門馬鹿と云う言葉が在りますが、

そう言う意味での馬鹿になれない人が

云々言う資格はないと私は信じています。

打ち込むから、壁が破れるのだと思います。

成功に神話はありません。

ただただ努力の積み重ねと、

我慢と犠牲の賜物だと思います。

 

歯の治療は難しい!

セラミック修復をしたのに歯茎が黒ずみ!とか、

色合いがマッチしていない!とか、

こう言う次元の低いトラブルが私には理解できません。

コレは現状の私が抱えている悩みの種です。

18年前にセラミッククラウンで修復しました。

で、その10年経過した時の所見が下の写真です。

1453085487501

で、先の10日ほど前に2年半振りにお越しになられた患者さんの状態です。

セラミッククラウンの欠けたと云うトラブルはありません。

上下の噛み合わせ状態も当時のママです。

患者さん自身は全く自覚症状はありません。

が、

前歯と奥歯の間に数ミクロンの隙間が出来ています。

1453085517334

噛めるようになると骨はシッカリしてきます。

骨は100日周期で、新しい骨に生まれ変わっています。

その過程で、骨にシッカリとした力が加わるようになり、

リモデリングの状況が変化したと思われます。

本当に歯の治療は難しいですね。

日々多忙

ブログに症例写真をアップしたいものの、

診療の合間で、

研究の打ち合わせが入ったり、

ノルマ的に圧された論文読み、

それに伴っての参考文献の検索、序でにその論文に目を通したりで、

患者さんの資料にも真剣に目を通し、

1日が僅か24時間しかない事を恨めしく思います。

まぁ、暇をもて余すよりは良いんでしょうが。

もう手術です。

頑張ります!