日別アーカイブ: 2016年1月6日

歯科医の診療哲学?

先日、師匠から

ー  三枝君、多くの歯科医ってのはチンパンジーと同じでね。

歯科と云う梯子に登って、其処からの世界しか観てないんだね。

もう、そろそろ二足歩行に進化して、広い世界観を持たんとね! ー

ー   あぁ、それとチンパンジーは一夫一妻。他の猿は一夫多妻。  ー

出だしは、流石は我師匠!含蓄ある事を仰ると大いに頷いたのですが、

後半部分には、吹き出しました。

以前、知人の歯科医が、出来の悪い奥方に途方に暮れて

ー   三枝先生、なんで日本はアラブじゃないのかね?  ー

内心で、あんたにそんな甲斐性はないだろ!と想いつつ、

色々な同業が居ることを、

まぁ、当然と言えば当然なのですが、

師匠の言葉には、素直に耳を貸すのです。

ドッカの歯科医が、

【院長の診療哲学】として、

【家族にしてあげたい診療】をと声高らかに唱っていたのに触れて、

ヤッパリ、チンパンジーだなと。

【哲学の定義】として、

哲学の仕事の本質は、真理を解明すること

と、私は普通に解釈していました。

真理の解明と、家族にしてあげたい診療との間には解釈以前の、

????

教養に欠けると言っちゃなんですが、

だから歯科医は専門馬鹿と言われ、

まだ専門馬鹿なら救いはありますが、

単なる勘違いと言った方が良いのが多いと、

最近の歯学部不人気で、

世間から冷たい眼で観られる程にナサケナイ偏差値の歯学部ですから、

あぁ、ヤッパリ歯科医は完全馬鹿と言われかねない台詞は

止めて欲しいと。

哲学などと云う台詞は、

品格と教養が微塵でも在る大人の男であれば、

人様に声を大にして言うもんではないと、

青年期に教えられ、学ぶべきモンなのですが。

診療における判断基準とか、

クリニカル.ジャッジメントと云う単語が適切な言葉の使い方。

私の周りには、そう言う馬鹿な台詞を口にする歯科医は居ませんが。

 

あぁ!東大!

久しぶりですよ。

正に、山のように積み上げた文献を、

次から次へと。

苦心して読破した文献は、

横に積み上げていき、

しかし、年のせいか?

あやふやな記憶に不安になり、

再び読み返すことの繰り返し。

来年春のサンフランシスコでの学会で、

日本歯科大学の岡準教授の後方支援にと。

高校時代にこれ程に勉強していたならば、

東大へと行っていたであろうと想うのは、

恐らく岡先生も同じであろうと。

互いが50の坂を過ぎて、

イヤハヤと云う、

これも同じ想いだろうと考えながら、

患者さんの合間、家での瞬間を過ごす私です。

幾らなんでも

この観るも悲惨な状況に、私は唖然となりました。

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3か月も、歯科医院に通っての状況です。

治しているのか?壊しているのか?

歯科医が【はかいしゃ】と呼ばれる由縁が、此処にあります。

こんな状態で、歯磨きなどキチンと出来る筈ないじゃないですか!

腹がたちましたよ。

とりあえずは、綺麗に磨ける様にと、

緊急処置を。

仮の仮の即席治療ですけど、

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一回の治療で、このくらいまでは、

して差し上げないと

幾らなんでも、医者の免許を返した方が良いでしょう。