人生の中で、様々な決断を迫られる機会に遭遇します。
若い時分で在れば、勢いに任せて後の後悔という経験も多かったように思います。
優柔不断と傍目から想われる位に、決断する姿を他人に見せないように努めるようになったのは、
間違いなく、私が歳をとった精でしょう。
丸くなったとよく言われますが、それはその様に見せているだけです。
時間をかけて、八方手当てを尽くして、やむを得ませんと至った時には
想い腰をあげます。
私は決めたら、後は梃子でも動きません。
ですから、歯科という石に腰を落ち着けてしがみついて石を磨き続けています。