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清々しい・根管治療

根管治療後の・レントゲン写真を観て、

清々しい・気持ちになる。

こう云う時が・最高に・気分が・良いんです。

レントゲンの現像は・未だに暗室の中での・手現像。

デジタル化・してません。

フィルムでしか・判断できない・微妙な彩が・あるんですよ。

フィルムを水洗してから、

干して・自然乾燥するモンですから、

お見せできるには・1日の・タイムラグが・発生します。

現像直後の・濡れたレントゲンフィルム上での・確認にて、

先ず・清々しい・気持ちになって、

翌朝、レントゲン写真をシートに封印する際の・確認で、

再び・清々しい気持ちを・味わって。

ファイバーポストの形成の際に、

レントゲン写真を・取り出すのですが、

そこでも・清々しい・気持ちに。

根管治療って・そうでなきゃ・ダメだと・思うんです。

治療の最中には、

自分を・自分の中に・封印し、

内に・籠った・地味なる治療なんです・けれども、

終わったあと、

晴々しい・気持ちに・なりますから、

私は・根管治療って・好きですね。

へそまがり

手が・空いた人が・電話に出る。

私の診療所には、専任の受付嬢は・おりません。

ですから、

治療後の・お会計や・ご予約の手続きを・スタッフが対応中の際の

電話は

私が・でます。

この間・こんな事が・ありました。

モシモシ・あのぉ・ちょっと・お聞きしたいんですけどぉ?

20年くらい前にぃ・上の奥歯を・抜いたんですぅ。

ずっと・ほっておいたら、

下の歯が・長くぅ・なってぇ、

ホホの粘膜や・上の歯茎にぃ・当たって・痛いんデスゥ!

インプラントも・考えているんですけどぉ、

とりあえずはぁ・応急的に・簡単に・なんとかぁ・してくださいぃ!

私ですか?

申し訳・ありませんが・私では・お役に経ちません。

って・お断り・したのです。

私の診療所の・ポリシーには・適応してませんから。

じっくりと・腰を据えて・治したい!と・決意した方の・歯科医院です。

ついでで・病気は・治りませんよ。

逆の・立場で・考えてくださいね。

私ら・医療職が・治療を・ついでで・したら・どう思いますか?

私らは・命がけで・専念して・今日にあります。

治療を・なめたら・イケマセンね!

きをつけて・外食

仕事・帰りに、

ちょっと・寄り道。

ダイニング・バーって・云うところ・今時の言葉では。

ドアを開けて・店内を・のぞくと・ほぼ満席。

あちゃぁ〜・こりゃ・危ねぇわ!

引き返そうと・思ったら、

先生、お久しぶりです・どうぞ・個室の方へ。

店長に・促せるままに、

壁一面に設えた書棚が・隠しドアになっている施工で、

中に入って・ソファに・腰を落としたんですが。

ただ、ここの個室、ゆうに10名は・入れるくらい・広いんです。

そこに・独り・でしょっ。

なんか・間抜けな・感じ。

仕方がないので、

壁に設えた・大型のテレビモニターで、

普段は・観ないバラエティ番組を視界に、

え〜い・今日は・タップリ食うぞ!

てな・感じで、

次々と・メニューを・指差して、

テレビ番組から、

そうなんだ!

最近は・こういう時世なんだ!

一人・感心しつつ、舌鼓。

しかし、

新型コロナウィルス・いけませんね。

窮屈・この上・ない・ですね!

どこで・この国は・進む方向を・間違えたのでしょう?

ヤフーニュースを閲覧しつつ、

ある記事で、

眼が・止まりました。

東南アジアの某国の・事情です。

日本の大学生の・女性が・記載している・記事でした。

この女学生が・今日・購入したワンピースと・同じ価格で、

貧しい家庭に生まれた・児童・女の子ですが、

売春宿へと・売られていると云う・衝撃的な内容でした。

1万円です。

ある20歳の女性は、エイズに感染し、

臨終の際に、

こう・言った・のだそうです。

私にも・夢が・ありました。

学校というところへ・通って・みたかった。

私は・泣いて・しまいました。

私が・巷で・頻繁に・聞く言葉に・唖然と・していたからです。

登校拒否。

モンスター・ペアレント。

自分探しの旅。

ユーチューバーに・なりたい。

馬鹿野郎・と・思いませんか。

衣食住・満ち足りて・勘違い・すんじゃ・ねぇよ。

そういう・鬱積した気持ちに・火がついたのです。

人の寿命など・たかが100年程度ですよ。

樹木を仰ぐ時、

その生命の強さに・完敗する人類・であることに、

無情感を・覚えます。

誠実に・丁寧に、

与えられた時間を・過ごすことから、

多くの事柄を・学ぶことが・人生だと・思います。

昔の普通が・今では異常って・扱いされる。

なんか・変だと・思いませんか?

おもてなし

この時期になると、

いろんな方からの頂き物が・届きます。

儀礼的な品・も多い・と云えば・不謹慎なんですが、

逆に、

おっと!

吟味し・考えて・試みて・という

心のこもった・珍しい・嬉しい・お品を

吉祥寺開業の小出明医師の細君どのは・届けてくださるのです。

いつも・いつも・ほぉ!と、

包みを開いて、

細君どのの・表情を想像しています。

で、

私は、

細君どのに・返礼のお品を・考えて・考えて。

で、

ゲランの・エステ・チケット。

女性は、エステでの至福の時を過ごす習慣が・必要です。

私は・そう・思っています。

男が、車や・時計に・こだわるのと・同じです。

小出明医師は・真面目すぎて、

女性心に・疎いのかも・しれません。

内助の巧・という言葉を、

教えねば・なりませんね。

これが・きっかけで・小出君が、

細君の鞄の中に、

さりげなく・ゲランのエステのクーポン券を

秘かに・入れておけば・合格!

男は・ドーンと・身銭を切ることも・大切何ですぞ。

せんせ〜い・勘弁してくださ〜い・という電話が・入るかもしれませんが、

私は、細君どのの・味方なんです。

なんで・痛みを・とれないの?

私は、お一人の歯科治療に、

1時間半から2時間。

精密な作業を・必要とする場合には、

半日、

もしくは・まる1日ががりで、

手当てに・勤しんでいます。

むしろ手術の方が、

短時間かも・しれません。

麻酔の奏功時間が・ありますから。

修復治療、根管治療は、

丁寧さを・追求すると、

気が遠くなるくらい・手間暇・かかるんですよ。

その合間で、

初診の患者さんに・接遇します。

興味深い・こと。

私のような・自費治療だけの歯科医院を受診するには、

患者さんの側には・大変な決断が・必要だと思います。

なぜなら、

いくら・掛かるんだろう?

費用のことが・心配だからです。

ですから、

患者さんの側で、

受診するに至るまでに、

勇気が必要なんだと・思います。

で、

考え、悩んで、

それでも・ヤッパリ!

そこで・私の診療の電話番号に。

ということは、

緊急性のない、

複雑な症状なり、

歯科医師不信の塊・のような方々が、

大きな口腔の悩みで・お越しになるのです。

ということは、

痛くて・痛くて・堪らない・という緊急性の無い方ですので、

私・患者さんの・両者が、

じっくりと検査し、

じっくりと・治療を行ない・というスタイルに・なります。

ところが・最近では、

歯科に通院し、

治療しながら、痛い。

で、

当の主治医が、

どうやって・痛みを取り除いたら良いのか・解らない。

そんな・新患の方が・増えたのです。

拝見しますと、

全く・難しく・ないんですよ!

本当に・基本的な事柄が・抜け落ちて・いるだけ・なんです。

三枝デンタルオフィスの・香り

来院された・患者さんから、

しばしば・言われるンです。

先生ところは、病院の匂い・が全く・しませんね。

アルコール臭く・ない・ので、

反射的に・恐くなりませんよ。

むしろ・恐いのは・先生だわ!

ソレは・ソレは・・いけませんね!

私は・匂いに・敏感ナンです。

診療所は、

完全空気循環体制システムで、

アロマは・コレっ!

シカゴの・ドレイクホテル、

ニューヨークの・エセックスハウスや・ピエールのロビーの

独特な・香り。

私は・好きな環境下で・仕事したいのです。

マセラティ純正の・アロマは、

私の・好みナンです。

ちなみに、

香水は・ディオールのを・愛用しています。

 

 

ちょっとだけ・ひと休み

この金、土、日曜日の3日間、

お休みを・頂きました。

訳ですか。

充電する・時間が・欲しかったのです。

母を引き取ってから、

さまざまな事に、気づいたのです。

人の・一生とでも・云いましょうか?

歯科医師として・人生を・と重く受け止めて・います。

私しか・できない・歯科治療のために、

更に・精進すること。

ただ、

休息も・必要であることも・認識しました。

昨日は・完全武装で、デパートの食品売り場へと。

虎屋のもなか、

さくらんぼ、

海鮮お煎餅、

などなど、

母の好物も・判ってきましたので、

買い求め、

しかし、

こういうのも・結構、時間がかかるんですね。

随分と長い間、

わざわざデパートで・食品を買うなどということは・無かったモノですから、

習慣が・変わったことのキッカケに、

感謝しています。

で、

持ち帰り、

母に・デパートの紙袋を見せて、

この紙袋、1枚が50円も・するんですね!

でも、

やっぱり、

デパートでの買い物は・紙袋でなきゃ。

虎屋は・流石。

店員さんも、

私が毎週、

粒あんを3個、こし餡を3個、

決まって購入するモンですから、

私を見るなり、

いつもの・ですね?と、

ささっと・用意してくださり、

キチンと・虎屋の紙袋に・詰めて下さるのです。

袋は有料ですが・などという・野暮な台詞は・ありません。

虎屋が・虎屋たる所以ですね。

この・もなか。

毎週の恒例行事に・なりましたが、

母は、

6個、

一気呵成に・完食するんです。

当初、私は・知りませんでした。

1日に、1個かと。

それならば、

日毎に、1個ずつ・渡せば良いのでは?という考えも・あるかもしれません。

が、

私は・買い求めた品は、

全部、

その場で、母に渡す流儀です。

なぜって?

ベッドの上に、

紙袋から、順番に・並べて、広げ、

イッパイだねぇ!

心が・豊かになるねぇ。

幸せだねぇ!

幼児のような表情で、

お菓子や・果物を眺める母。

87歳なんです。

もう・十分に・生きてきた母です。

食べ過ぎて・体を壊しても・構わない・と。

大人同士の・会話など・成り立ちません・今では。

人は・帰るべき処へと・帰るんだな。

そんな・気持ちで・母を見ています。

母にお菓子を渡して・時間を作り、

雑誌を眺めたり、

漫画を楽しんだり、

そんな自由な、

歯から離れた・休養を・楽しんでという処です。

痛快な・気分

紺碧の艦隊・というアニメに

ハマって・しまいました。

帝国海軍の連合艦隊司令長官であった・山本五十六元帥が

ラバウルにて戦死した後に、

後世と云う・空想の時空にて、

高野五十六として・生まれ変わり、

列強を相手に・暴れ回り、

勝ちに・勝つという展開は、

新型コロナウィルスにて、

ナントモ言えない・暗澹なる沈んだ心が、

スカッと!

気持ちが・晴れ晴れと・していますから、

当然、

その影響は・治療の方にも・良い影響を・及ぼすんです。

最近、

根管治療が・歯科界では・トレンドに・なっているようです。

ですから、

いろんな・説や、方法が、

勝手気まま・に、紹介されている様子を、

鼻で・フンっ・と、

バカにしながら・傍観しているのです。

そもそも・芸事というものは、

そんじょそこらの輩が・簡単に・真似しても、

すぐに・身につくモノでは・ありません。

まぁ・一人前になるまでには・最低10年は。

それが・まぁまぁの・スタートラインであって、

そこからは、

ずっと、

工夫に・工夫を重ねながら、

キリは・ないのです。

そういうモノですから、

芸事・ってモノの・魅力があり、

自分の人生を・費やすに・値するんですよ。

悩み、反省し、再評価、

その繰り返しから、

知らず知らずのうちに、

技術は・身につくんです。

私は昭和60年から

根管治療の講義を

日本歯科大学の川崎幸一教授から・受け始めました。

小柄で・スマート。

髪は・丁寧に七三。

が、

時々、後髪に寝癖のためでしょう。

ピンっ・と、

櫛では・直せなかったのに・気づいていないのか?

気づいてても・放置していたのか・わかりませんが。

鼻筋の整った・眼光の鋭さは、

怖かったです・ね。

整った・ワイシャツとネクタイに・白衣。

講義での・解説は・非常にスピード感あるモノでした。

で、

時々に、

さぁ・あなた方の前には・道が二つに分かれます。

どちらの道を・お採りになりますでしょうか・という

先生の・口癖・決まり文句が・発せられるのを、

目は・先生の顔を、

手は・ひたすらノートにペンを走らせて。

後から、

大学の図書館で、

ドクター・イングル、

ドクター・グロスマン、

当時の巨星たちの著作と・ノートを重ねて、

自分ノートを・作っていた時代が・懐かしい。

ただ、

歯科医学の・イヤラしい処は、

頭で・解っていても、

手先が・自在に・動かなければ、

全く・役に立たない・という処。

ひたすら、

毎日の治療を・大切に、

工夫し、

考えながら、

その・繰り返しが・決定的な・分岐点に・なるんです。

まだまだ・ありますよ。

基礎医学の論文を・常に身近におくことですか?

治療本体が、

連合艦隊に例えますと、

空母でしょうね。

その周辺を、

解剖学・薬理学・生理学・理工学・組織学などの

さまざまな基礎医学が、

戦艦・駆逐艦・潜水艦のように、

取り囲んで、

初めて、

戦が・できるんです。

その辺りを、

最近の若い歯科医師は・見落としているように・思えてなりません。

直ぐに実践できる学問っていう類は・偽物なんですよ。

山本五十六元帥の言葉として有名な

常在戦場。

そういう心構えと・日常が、

真のプロフェッショナルを・造るんです。

私の根管治療の原点は、

川崎幸一教授の根管治療です。

その原点に・至らしめんがために、

丁寧に・丁寧に。

ですから、

手用リーマー、ファイルは必須です。

無論、

無菌的治療のための・ラバーダム防湿は・当たり前。

正確な根管形成と・機械的なクリーニングのために、

当時は無かったマイクロスコープを・25年前から

使い始め、

根管の解剖の複雑さ・のために、

手用リーマー、ファイルでは・取りきれない汚染物質を、

マイクロエキスカにて。

根管のケミカルクリーニングも・徹底しています。

勿論、

ヒポクロに・始まり・ヒポクロに終わる・という

川崎先生の・決まり台詞・通り。

ニッケルチタンファイルですか?

持っています。

メーカーの方・直々に個人教授していただき、

1、2度、

使ってみました。

で、

物置・直行。

私の・根管治療には・不要です。

根管充填は、

当然、

ガッタパーチャポイントとキャナルス。

私は・川崎エンドという枠に・入ったんです。

この枠に入って、

綺麗に・入れきれるようにと、

四半世紀は・必要でした。

科学に・終わりは・ありません。

もっと、

ミクロの世界を楽しめるようにと、

今をもってしても、

道・半ば・なのです。

根管充填の後の・レントゲン所見で、

気分爽快に・なりたいために。

咬合・崩壊

最近では、

AIという言葉が・一人歩き・しているように・思います。

デジタルカメラ印象ですか?

CAD/CAMによるミリングマシーンですか?

歯科治療の現場においても、

人の手・から・機械・へと、

代わる・時代が来たんだぞ・的な・風潮が・脚光を浴びています。

私ですか?

フフンっ・ってところでしょうか?

鼻で・笑ってます。

そもそも・職人芸という言葉に・こだわりを持って、

修練してきた・四半世紀という時間。

機械に・負ける筈ないじゃ・ないですか。

人間・便利すぎちゃぁ・イケマセン!

考える・ってこと・できなく・なっちゃいますよ。

自分の目で・視ながら、

自分で・何かを・見つけて、

自分の手で・工夫しながら、

思うように・動かない自分の手先に・悔やんで、

苦しんで・もがいて、

それを・何回も何回も・繰り返すことで、

やっとこさ・身についた・技。

そういう・状況の中に、

常に・自分の身を・埋没させることで、

初めて・生まれる【勘】

なんで・そんな話題を・という訳は、

本当に・歯科治療の質が・落ちてるんじゃないか?

なんて・呑気な時期は・とうに・過ぎ去って、

中途半端な・甘い・淡い・期待から・為された・治療という名の

破壊行為。

1本の歯の・アマイ治療が、

決定打の・序曲になるんですよ。

もう・どうしましょっ・ってほどに、

患者さんを・苦しめておられる・そもそもの原因は、

歯科医師が・造ったモノだと云うことに、

そろそろ・みんなが・気づいて・きていることを、

歯科医師は・自覚しなければ・ならない時期に・きていますよ。

ドミノ倒し・のように、

崩壊しつつある・正に・その最中の・症例ばかり。

毎日、毎日、

手当てに・追われています。

だからこそ、

なにが・時代はデジタルだ!

なんて・薄っぺらな・言葉に、

バカ言ってんじゃ・ねぇよ!

そんな・心境なんです。