歯科医療は愛の仕事である


昨日の夕刻から・ある会合へ。

で、

私は・ますます、

浮いている自分を実感させられたのです。

私は【歯のプロフェッショナル】であることに、

徹してきました。

また、

【歯のプロフェッショナル】になろうと、

若い時分から、

自己修錬に努めてきました。

また、

どのようにしたら、

患者さんに安心感を与えられるのかを、

ズッと、

考えながら、

本来の自分を制御し、

演じることに努めてきました。

その結果、

今の仕事の成果を得るに至ったのです。

なにかあれば、

私だから・できるんだと、

何事もないように・言われます。

そのような時に、

内心で、

私は憤慨するのです。

【歯科治療は愛の仕事である】

内村鑑三の言葉です。

日本の聖書の普及に尽力した氏は、

札幌農学校のクラーク博士の弟子です。

氏が

長野県で、歯科疾患にて床に倒れた際に、

地元の歯科関係者の尽力によって、

回復した後に、

残した言葉です。

当時は、

抗生物質が普及していなかったことと、

虫歯による細菌感染からの・顎骨髄炎にて命を落とす人も多かったのです。

【歯科治療は愛の仕事である】

この言葉がズッと私の・ど真ん中に在りました。

歯科医師としての結果を出すことの・引き換えに、

私は世間一般から・外れてゆく自分を感じています。

私の患者さんが仰います。

だからこそ、

私たちは・此処に来るんですよと。