窓の向こう側の街路樹も
すっかり葉を落としてしまいました。
弱々しい日射しに
もの悲しい気持ちになります。
と言ってもいられません。
元気を出さねばなりません。
予約表を見れば、
患者さんお一人お一人のお顔が
目に浮かびます。
頼って御出で下さるのですから。
もの想いに耽る暇などありません。
先月読んだ論文を
ノートに纏めたものを
スクラップブックに整頓し、
今日からの肥やしにしなければと。
なんだかんだ言いながら、
クリスマスから大晦日、
そして新年へと
押し立てられるように
時が過ぎて行くのでしょう。