今は朝の6時を少し回った処です。
読みかけの本の続きをと、
その前に昨日、
東京音楽大学の武田真理教授へ送った
プレゼントにまつわる物語が
鮮明に思い出され、
心暖まり、
珈琲でもと。
プレゼントの中身はCDです。
武田真理教授の御母堂である
武田弘子先生が自ら作曲し、
貸し切りのスタジオで、
私の目の前で演奏し、
プロが録音したモノです。
私がこの診療所を新築した際に、
ホームページを一新させました。
現在のホームページの前のモノです。
このホームページのバックに流れていた
あの曲が、
武田宏子先生の曲だったのです。
武田宏子先生はクラシックピアノ界の巨星でした。
活躍するプロの殆どが、
先生のお弟子さんであり、
プロピアニストで
武田宏子の名前を知らない人は居ないでしょう。
私の診療所の新築を先生は、
自分のことのように喜んで下さいました。
なんせ私の若い時分から、
ずっと患者さん目線で、
私を見守って下さっていたからです。
先生はブローネマルクインプラントの
四国第1号患者でもありました。
当時はお住まいは東京でいらっしゃいました。
私と患者としての付き合いは
四半期になりましょう。
私の歯科医師としての歴史を
側で観て、
で、
私のために曲を創ったのだそうな。
再び、
ホームページのバックに曲を流そうと思います。
先生は優しい温かい眼で、
私を見守って下さったのだなと。
が、
プロの眼で、
息子のようにショッチュウ注意され、
日々の過ごし方を怒られたのも思い出されます。
曲から、
先生が私を応援して下さっているのが
肌で伝わります。
昨冬、
先生は天に召されました。
私が先生を忘れる事は生涯ありません。
歯科医師以外でただ1人の師匠ですから。