此のところ
所謂セカンド.オピニオンを求めて
来院される患者さんが多い。
正直、私は戸惑ってしまう。
内心では
何だコリャ?変な診断!変な治療計画!
と思ってみても
其れをおいそれと
口には出せないからである。
前医を誹謗する行いは
医人として
最も卑劣な行為である。
他の医師の事はさておき
私なりの意見を述べるに留めさせていただいているが、
此処で必ず問われるのが
前医との診断の違いについてである。
此れが一番困る難所である。
前医を傷つけず、
正当なる答えを
患者さん自身で
気付いて貰う為に
私は様々なる
資料を常日頃、準備している。
一口にセカンド.オピニオンと云うが
其れはそれは
私共、医師にとって
重い行為である。