マリリンと一緒


私の心が平静でない時に、

マリリンは自然と察知するようです。

自宅で留守番はしません。

玄関戸をすり抜けでも、

助手席に飛び込みます。

院長室の階段を、

私の方を振り返りつつ、

院長室のソファーへと。

でも、

私のデスク脇の小さな机に

寝そべって、

顔は、あくまでも私の方へと。

私もショッチュウ、

左手でマリリンの頭を撫でています。

落ち着いて、

仕事に精を出せるのも、

このマリリンのお蔭です。