夢のまた夢


講演だの、何処かの顧問だのと、

色々な話が持ち込まれるのですが、

【岩もあり木の根もあれどさらさらと、たださらさらと水の流がるる】

と、

流れに身を委せていると云った処でしょうか?

其れは私が【一白水星】の星の下に産まれたからでしょうか?

仕事に関しては、

私は現実主義者です。

【かくあるべき】と云う

原理原則主義者ではありません。

【こう在る。これをどうするか】

現場処理を重要視しています。

歯科治療に関しても、

長い臨床生活から得た私なりの独特の

考え方があります。

快適に長く治療結果を安定させることが、

私の仕事だからです。

水は、

少しの隙間からでも染み込んで入って行きます。

また、

穏やかに水面に波ひとつ見せない凪の顔も在り、

と言って、

怒涛の如く岩をも砕く荒れる姿にも。

即ち、

水には【定型】がないのです。

私もそうかもしれません。

と、

働けど、働けど、

お金も私の前を素通りするだけで、

預貯金など、夢のまた夢。