時間


昨夜は寝酒ならぬ、寝読書で随分と遅くまで起きていました。

随筆を一冊ほど。

最近、寝室を模様替えしたのです。

アメリカのホテルのベッドのように、

ベッドマットがバカ厚くて、

ベッドに腰掛けようとすると、

ピョンっと、

お尻から少し飛び上がるくらいの高さで、

バカデカイモノに。

ベッド脇にサイドテーブルにスタンド。

ベッド脇の狭い空間には

大きめの丸い硝子テーブルにモタレ椅子1脚。

に、

アームスタンド。

なんかリッチな気分でしょう?

さぞかし高価だったと?

種明かしします。

IKEAですよ。

カッコだけ。

組み立て時に、後悔したのは云うまでもありません。

この家に越して来て11年程になりましょうか?

当時の家具は、

犬たちの甘噛みと、歯堅めの相手となって

ベッド脇の椅子と丸いテーブルだけになりました。

何となく、コレらは捨て難いのです。

色々な想いが在って。

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この絵にも思い出が在ります。

有名な画家の作品です。

幼い頃に、

ご本人から頂いたモノですから。

無論、当時は、

ご本人が有名な人とは知りませんでしたが。

穏やかで、

でも、

キツい【気】を持っておられることは

こども心にも気づいていました。

幾らするんでしょうね!

と、問われる機会も多いのですが、

私にとっては【自然なモノ】でしかありません。

恵まれた環境で育ったんだと思いますね。

今ではスーパーブランドの代名詞となった

【GUCCI】なんか、

コンドッティ通りのただ一件の店で営業していた時代、

私が中学生だったでしょうか?

後に身内から銃で撃ち殺されたオーナーが、

それはそれは背の高い脚立で、

う~んと上の段に置いてあった皮の鞄を選んでくれて。

良い品と有名な品との違いなんかを

幼い頃から自然と身につく環境だったんだなと。

こういう事が、

今の私の仕事に役立ってると思います。

派手さと、品の良さの違いなんか

そうでしょうね。