父から倅へのメッセージ


6人もの子宝に恵まれた私ですが、男の子は倅独りきりです。

今日、愚息は無事に新潟の明訓高校を卒業しました。

高校までは【生徒】ですが、

今後は【学生】と言う名の、生きるを学ぶ学徒としての自覚を持たねばりません。

社会は不条理の連続である故に、

必ずじたんだを踏み、悔し涙を流し、歯を食いしばる経験も味わうでしょう。

そのなかで自分の生き甲斐や、生まれてきた使命を見いだし、

社会貢献する将来の自分を夢見て欲しいと思っています。

これからが本当の意味での、倅にとっての青春坂です。

この坂を一心不乱に駆け上がって行くエネルギーが、愚息ですが、

身に付いていると父は信じています。

転ろげ落ちても、壁にぶち当たっても、

再び、挑戦するが、日本の男です。

道誤った時を気づいたならば、

歩む道を変えれば良いだけのこと。

坂は延々と続くのだから、

時には休み、

時には勝負をかける、

焦らず自分のペースで良いのです。

父たる私も、未だに青春坂を、歩いてではありますが、登っています。

私ら親子の背中には、

越後の大地や大信濃の神々が

護って下さっていると信じています。