【男】の 弁当


昨日は

せっかく の 日曜日 だと 云う のに

 

スタッフたち  総出で 診療所の 【大掃除】

なんだ とか!

 

私も と。

 

ダメです  ダメです

先生は  静養して ください!

 

ありがたい じゃあ ない ですか!

 

と 云われて も

ジッと

自宅で 【時代劇】とも 云えず

落ち着かない  ので

キッチンカウンター越し に 【鬼平犯科帳】を 観ながら

ヤツら に 【弁当】 でも と。

 

【干し カレイ】を 新聞紙の 上に 置いて

トンカチ で 叩いて 叩いて。

こうすると

身が 柔らかく なる ことを

幼い頃

バアちゃん の お手伝い で 教えて 貰った

私 の 仕事だった なぁ~

思い出し

網で 焼いて

熱々 の カレイを

軍手で

オットット

火傷 しそう に なりながら

ハサミで

身を 切り

丼鉢に 放りこんで

花鰹節を 降って

豪快に 醤油を かける。

じゅう〜

云う 音 の 中で 鰹節が 踊る。

コレを

ご飯 の 上に 載せて 食べる

実に 美味い。

 

あと

この 季節は コレっ!

腹 に タップリ 卵を 満たした 【ハタハタ】

パラっ

塩 降って

コレは

炭 で 焼く!

 

柴犬 の 【おまさ】

1番  暖かい 場所で

キッチンに 向かって

楽しみに 待って いる 模様。

 

最後は

ほろ苦い 【タラの芽】 の 煮付け。

出汁は

【道頓堀 今井】 のを 借用。

 

【男】 の 【弁当】は 単純明快  シンプル なのです。

 

コレら を

折詰 して

電話して

取りに 来て 貰い ました。

 

休日の 私の 格好。

絶対に 外出 できません。

丹前 羽織って

戦前 の 日本仕様 ですから。