小言の続き


他人にあえて言ったことはありませんでしたが、

私は小学校4年生の頃から小学校を卒業するまでの間、

壮絶な虐めにあいました。

その先頭をきったのは、それまで一番仲の良かった友達でした。

自分の性格が原因であるのか?とも随分と自問自答しましたよ。

虐めの理由を、みんなからは、

お金持ちのボンボンで、ウチラとは違うからと散々言われたました。

ある時、捨て犬を拾って帰り、飼い始めました。

そりゃそうでしょう?

帰ってからの遊び相手が居ないんですから。

ウチの人間には、腐っても言えませんでした。
自分が虐められていることは。
自分のプライドが許さなかったです。

ある時に、この卑怯なる輩たちは、何処で知ったか、私が飼い始めた犬の処へとやって来て、
犬を叩いたり、棒でつついたり!

クンクン鳴くほど小さな幼な犬ではなかったので
遂には犬が怒って、
このバカタレのズボンの裾をガブリ!と。

卑怯なる輩は、傷も無いのに騒ぎ立て、
翌日、学校へ行ってみると、
みんなで、狂犬を飼っている!と騒ぎ立て!

担任ですか?
まったく頼りになりませんでした。

コイツら物事の落とし処と云うモノなんか考えていなかったですよ。

結局、犬は保健所へと連れていかれました。

執念深いと思われるかもしれません。

この歳になっても、私は奴らを赦していません。

何年か前に、親しそうに、私に声をかけてきたヤツもおりました。

大人気ないと想われるかもしれません。

完全無視で、視界に入れませんでした。

何かアレバ、この歳です。
ドコゾに少し位は寄付したことはあります。

私はこの小学校には、頼まれても寄付する気持ちにはなりません。

私は、絶対に虐めを赦さない!と云う立場を採る人間です。
些細な理由も認めません。

日本歯科大学の教務部長の藤井教授が興味深い言葉を述べられていました。

ー 高校までの教師と大学の教師の違いを知っていますか?それは高校までの教師は教職免許が要るけれども、
   大学においては教職免許をもたない者でも教壇に立てる ー

この藤井教授の言葉を、私たちは重く受け取って、常に学生と接しています。
ですから、変な意味には決して受け取らないで下さい。

国の定めた免許を持つ教師が、必ずも真の教育者ではないと思います。

私は、この事を子供の時分に経験しました。

また、これは私ども歯科医や医師の免許にも当てはまると思います。

私どもの持つ免許は、人の身体に触れても構わない最小限度の教育を受けているというだけのもので、
それが医師、歯科医としての能力や技能を顕すものではないと。

色々なことを考えさせられる、色々な小言の多くなるのは、私が歳をとったんでしょうか?