暇さえ在れば、パソコンの画面と睨ら目っこの私です。
今月の授業で使うスライド写真を、あれこれ並び替えては、またやり直しの繰り返しです。
内容を一掃して変えてしまおうと考えてみたり、イヤイヤ其れでは去年までの学生に話した内容との共通性が無くなるからマズイなと考え直してみたり、
その様な事の繰り返しですが、少しもづつ変化を持たせて内容を組み立てています。
今年は、生物学講座の岡先生が随分と助けて下さり、チョッと話のもって行き方に工夫が出来るかも?と思いつつ
それでも本番ではヤッパリ脱線して仕舞うと思います。
但し、本当に良かったのは、ウチの教養過程に岡先生と云うナイスガイが居られる事を知った事です。
医学教育の入り口部分の教養過程において、キチンと心の準備が出来ているのか、いないのかが
そのあとの教育に大きな差を持たらせます。
これは教官の質に大いに影響されます。
人が人に関わる仕事です。
ましてや、関わる人が病の人ばかりであるのが、医者の仕事です。
ウチの学生さんたちは、ホンに果報者だと羨ましい限りです。
講義の後に、恐ろしがる岡先生の頚を取っ捕まえて、焼き鳥でもと思っています。
このようなナイスガイの妻君とは、いったいどのような方なのか?とも興味があり、
是非に奥方様もと、お誘いしようと思っています。
人と人とが出会い、縁ができて、人が人に育てられ、そして人を育てて、
その繰り返しは、命が果てても、繋がれ繋がり、
大信濃の流れのように、
今その流れを見いし人のことなど先の人は知らねども
その人も川の流れに同じ事を想うと一緒なのと。