朝の6時前の・高松市の街中は、
少しばかり、
肌寒く・感じます。
つい2,3日前までは、
刺すような・陽射しに、苦しんでいましたのに。
この急激な気温の変動と、
新型コロナウィルスに対する対処が・全く解決できていない状況に、
これから・いったい・どうなるんだろう?
と、
不安が・募ります。
医療職に就いて・30数年、
感染症対策については、
ある種の・自信がありました。
が、
正直に申し上げます。
新型コロナウィルスの出現が、
私の・この自信を・完全に覆してくれました。
一診療所では・到底・対応できる問題では・無いのだと。
社会全体との・関わり・と云うモノを、
つくづく感じたのです。
体力旺盛なる若者は、
自分は・関係ないのだと、
タカをくくって・いるかも・しれません。
でも、
その自分が、
知らず知らずのウチに、
身も知らずの・老人たちの、
健康被害の原因に・成るかも・しれません。
そんな事を、
社会全体が・自覚しなければ・なりません。
診療開始が・午前10時の・私の診療所。
何故に・そんな早朝に・出勤するように・なったのか?
人混みを・避ける為に・他なりません。
患者さんが・私に身を任せて・下さるのです。
私が・無垢でなければ・なりませんから。
そんな生活を・半年ばかり。
正直・疲れます。
寸分の気配をも・感じるようにと、
気をつけてきた・半年は、
心身を・疲れさせます。
進歩した科学の・限界を感じさせても・くれました。
人間は・謙虚に・ならなければ・なりませんね。