ヤンチャでも・いろいろ


私の若い時分には、

頭の中は、

自動車と・いかに女の子にモテるか・しか、

無かった・ように・思います。

家業が、

デパートとの取引が・大きかったのも・あって、

無理やり・色んなモノを・買わされる。

絵画や・宝石・時計、

果ては・自動車なんてのも、

当たり前の・時代でした。

昨今の・百貨店の落ちぶれようを観て、

時代が・変わったンだな・と。

そんな当時の事情から、

親の方は・世間体がありますから、

トヨタのクラウンとか、

日産のセドリック。

で、

せがれ・たる私が、

高級外車ばかり・次から次へと、

乗り継いで・たんです。

良い身分でした。

最近、

70代半ばの男性が・初診でお越しになりました。

私の患者さんの・お名前をお出しに・なられましたので、

私にすれば・珍しく、

男性の患者さんを拝見したのです。

その方・面白かった・ですよ。

スタッフとの・掛け合いが。

此処は・美人ばかり。

シツコイくらい・繰り返して・居られました。

で、

一緒に・ご飯に行こうと。

ウチのスタッフの・対応ですか?

そんな事ばかり・仰るなら、

先生に・口を糸で縫って貰いますよ!

上手い・逃げ方です。

ただ、

こういう方、

私の歯科医師生活30数年で・初めて・でした。

歯には・神さまが・宿っておられると・信じています。

ですから、

診療室は・神さまが・いらっしゃる神聖な場。

私たちは・敬虔な気持ちで、

患者さんの・手当てに・勤しんでいます。

患者さんの側も、

そういう私たちの・空気を・察するノでしょう。

紳士・淑女の対応で・応えて下さいます。

ただ、

残念なことに、

横柄な態度の方も・いらっしゃった事は・あります。

お金を・出すんだから・って・態度です。

そのような方には、

毅然たる態度で・ご退場・頂く。

私は、他人からの・施しで・医療している訳では・ありません。

しかし、

この男性のような方。

対応が・難しいのです。

だって・そうでしょう?

診療所で・女性スタッフを・誘いますか?

冗談でも・紳士なら・できませんね。

常日頃からの・私の考え方なんですが、

女性は・口説くモンでは・ありません。

女性の方から・しな垂れかかってくるのが・大人の男。

ですから、

全く・理解できないンです。

だって、

ミットモナイでしょっ。

次、

同じシチュエーションに接したら、

先輩!

ねっ!

ここまでで・押し留めるのが・武士の情けです。

それでも・判らないなら、

治療に・なりませんので、

ご退場・頂くしか・無いでしょう。

最近の若い奴は・と云う台詞が・ありますが、

私は・そうは・思いません。

コンビニのレジでも、

街のアチコチの至る所で、

御行儀の悪い・大人を・見かけます。

本来ならば、

若い人たちの・手本・見本に・ならねば・ならんでしょっ。

しかし、

私も・歳とったンですかね?

大人しく・なりました。

昔の私なら、

速攻で・怒鳴りつけてた・でしょうね。

バカヤロウ!

此処を・何処だと・思ってんだ!

キャバクラじゃ・ねぇよ!

けぇれ!

てな・処でしょうか?

何れにしても、

私は・この男性の診療は・しないと・思います。

歯科治療は・生活習慣の改善も大切な要素です。

価値観の違う人間が・関わると、

良い結果は・生まれません。

私が・これらの愛車に・何故に・惹かれるのか?

もう・ここまでくれば、

申し訳・ありません。

イッパイ・綺麗に遊んできた方なら、

判って・貰えるんです。

若いウチの・ヤンチャって・大切なんだ・と・思います。

団塊の世代に当たる世代で、

仕事も成功し、

生活も・教養も・綺麗な方々が・一応に仰る台詞が・あります。

若い時代に、

マルクス・レーニン主義の洗礼を浴びなかった奴は・バカ!

でも、

今でも・マルクス・レーニン主義を信奉している奴は・もっとバカ!

私は・多少・世代が違いますが、

同意見です。

女性に対しても・同じです。

ソレなりの大人の男って、

女性に対しては、

至って・クールな・もんです。

品格って・もんじゃ・ないですか?

要は、

私は・怒ってるんです。

この下品な・御行儀の悪い方に。

顛末は・またご報告・しましょう。

歯科界での私を知る人は、

恐ろしくて、

結末をオロオロしながら、

興味津々って・処でしょうか?