日別アーカイブ: 2021年10月30日

紆余曲折

某工務店との・契約も終へ、

私の・新しい自宅の着工が・いよいよ・と。

で、

住み慣れた・旧家の解体が・始まったのです。

通勤の・途中、

その過程を・車中から眺め、

感慨・ひとしお。

今度の家は、

私の・終の住処。

身体が不自由になるであろう高齢者になった・自分の動きを想定し、

平家建ての・ワンルームの・小さな・家にしたのです。

ただ・こだわったのは、

庭の真ん中に立つ・大きな木が、

部屋の大きな窓と、

外のウッドデッキから・眺められるように、

で、

家の敷地内は、

外界から・完全に遮断され、

決して・敷地内が・見えないように。

この土地を見に来た際には、

一帯が・雑木林でした。

市の都市計画にて・数年も経つと、

景色が・一変することが・解っていたのですが、

見に来た際には、

街中でしか・住んだことのない私にとっては、

いくらなんでも・と・思うくらいの・田舎だったのです。

ただ、

気にかかっった・ことが・あったのです。

これらの木々は・どうなるんだろう?

太古の昔から・この地に・根を下ろしていた・ろうに。

人間の都合で、

何もかも・好き勝手に・地球を・いじる。

こういう傲慢さ・を、

人の罪だと・常々・考えている私には、

木々が・あわれに・思えたのです。

そう。

私の人生も、

波乱万丈な・モノ・でした。

不条理と・他人の都合に・翻弄されながらも、

仕事を・心の・つっかえ棒・として、

歯を食いしばって・なんとか・というのが・本音の話です。

自分の姿と・木の姿が・重なって・見えて、

それが理由で、

この土地の一角を・購入したのです。

敷地の中に、

りん・と立つ・1本の・気になった・大きな木を・残そうと。

この木が・私の守り神と・なってくれて・いるような、

そんな・変な自信で、

私は・過ごして・来たのです。

今度の自宅の設計の際にも、

この木が・シンボルツリーであって、

この木を・中心に、

構図・造りを・行ったのです。

ところが、

2、3日前のことです。

診療所に、

工務店の担当営業マンが・突然・やってきて、

ペコペコ・頭を下げながら、

解体の際に、

あの木も・引っこ抜いて・しまいました。

どうも・すいません。

私ですか?

何が・なんだか・わからなく・なった・のです。

工務店の設計士、インテリアコーディネーター、

そして、外構業者、

何回も・何回も・打ち合わせした際に、

この木の・存在が・常に・中心だったのですから。

無論、

この営業マン。

いつも・その場に・立ち会って・おられましたし、

解体直前には、

わざわざ・私は、

木が・傷つくことのないように、

配慮を・お願いしたのです。

そレヲ・抜いたぁ〜・だとう?

他の木で・代わりに・植えさせてもらいます・だとう。

私の・怒りは・頂点に・達したのです。

そんな・私に・更なる・追い討ちが。

新しい家の中に・前の家の名残を持ち込もうと、

アンティークの照明器具は、

解体前に・外させて、

再利用・する筈・だったのです。

が、

それもぉ・割って・しまいましたぁ・だと。

昨日・一晩・色々探してみたんですが、

ありません。

すいません。

だと。

この営業マン。

確かに・仕事のできない人・なんですが、

この人が、

特別に・できない人・では・ないと、

私は・思って・います。

こういう・責任の取れない人、

今は、

ほとんど・じゃ・ないでしょうか?

で、

落とし所・を・見つけられない男。

多いん・じゃ・ないですか?

私が・任侠映画に・ハマったのは、

おそらく、

日本の男の・体たらくさに、

日々・嫌気が・さして・いるから・でしょう。

人は、

ミスも犯し、

過ちも・犯すモノ・です。

そんなピンチな時に、

どう・落とし前・をつける・のか・で、

男の貫目が・きまるのです。

正直、

この人と、

この会社の上司では・無理でしょう。

私が、

自分で、

納得ところ・を・見つけねば・なりません。

私は・速い・ですよ。

来週の前半に、

新しい・会社と・打ち合わせに・入ります。

決められない人・とは、

後回し・ですよ。

イヤイヤ・ヒヤヒヤ・しますね。