月別アーカイブ: 2021年5月

寂しさと・煩わしさ

起床すると、

86歳になる・母と会話するのが・常になりました。

生まれ故郷の・光景が、

育った大気が、

母の・感性を、日に日に・回復させてくれていることに、

驚きながら・老いた母を眺めています。

珈琲を飲みながらの・母の言葉。

人の・心は・なかなか・一緒に・なれないものね。

どこかで・一歩・相手に・譲らないと。

みんなが・少しづつ譲れば・大きな輪に・なるんだ・けどね。

でも、

誰か・一人でも・強く出ると、

心って・見えないだけに、

壊れて・行くもんだね。

譲ることの・できない人、

譲ることの・知らない人。

そういう人と・関わると、

そういう状況が・長く続くと、

心って・折れてしまうのね。

あなたは・今・悩みが・あるの?

お仕事では・順調そう・じゃない?

対人関係なの?

もし・そうだったら、

たとえ・人に傷つけられる機会があっても、

大勢の・人の中へと・入ってゆく方が・良いわよ。

大勢の中には・力の源が・あるから。

男は・外へ、外へ・出なきゃ。

そうすると、

力も得られるけれども、

煩わしさも・いっぱい・味わうもんだわ。

ソレでも・男は・仕事。

仕事するには・気力が・必要だからね。

ひとりで・居ると・孤独感を味わうものね。

でも、

同じ家の中で・家族と暮らしていても、

それぞれは・違う人間だから。

考えも・行動も・心も・それぞれ・なものよ。

家庭の悩み?

あなたは・仕事だけが・趣味の人だから、

気も効くし、

先々を見て・準備して動く人だから、

みんな・羨ましがるんじゃ・ないの?

そうで・あれば・良いんですが。

現実は・誠に不思議なもので、

筋目を何より優先する・昔人間の私と、

沖縄出身の・14も歳の離れた妻のルールには

大きな・大きな・違いが・あるものです。

今の・女性は本当に・強くなったかのように・見えます。

が、

本当に・強いんでしょうか?

子供の・躾

東北地方の・とある街にて

税理士事務所を営む夫婦が・居りました。

突然、

その夫婦に

悲しい出来事が・襲ったのです。

東北大震災です。

夫婦は・命からがらの思いで、

大きな商いを営んでいた・四国の妻の実家へと、

3人の娘と共に・疎開したのです。

幾月か経過して、

かつての仕事場と・我が家に戻った夫婦は、

事業を・再開する決意をしたのです。

災害による被災者であることで、

金融機関の融資は、平常よりも迅速に行われたことは

この夫婦にとっては・幸いでした。

しかし、

これが無理の始まりだったのです。

立派な事務所の建築に予算を費やしたために、

住居の建築費用が・厳しい状況になったのです。

妻は・実家に・泣きつきました。

ママ!家のお金が・足りないの!

援助して!

高齢でしたが・母親は・商いの現役でした。

災害に苦しむ・娘夫婦と孫を哀れんで、

また、

引退したら・一緒に暮らそうね!

という優しい言葉に・ほだされて、

母親は・コツコツ貯めた貯金を崩して、

娘を援助したのです。

家が完成した頃、

再び・娘から電話が・入りました。

ママ!今・いくら位・援助できる?

庭に・お金が必要なの。

ママが住んだ時に、

庭が・ひがんそ・では・嫌でしょ。

母親は・再び・援助したのです。

家が完成し、

老夫婦は・娘夫婦の主導のもとで、

先先代から・引き継いでいた・店を畳みました。

老夫婦は、

屋敷を引き払い、

セカンドハウスとして所有していた街中のマンションへと

移りすみました。

夫婦の厚生年金と、

少しばかりの預金で生計をたてながら、

娘からの・迎えを待つ生活が・始まったのです。

が、

いつまで経っても、

迎えの声は・ありませんでした。

遂には、

夫の体調に・大きな変化が・襲ったのです。

夫は、娘に連絡します。

ソレじゃ・こっちの病院を手配するから・来れば・連れてゆくわよ。

翌日、

夫は・妻を残して、

空路・娘を頼って・東北まで飛んだのです。

翌日、

病院で危篤状態になりました。

妻は・我を忘れて、

着の身・着のままで、

新幹線を・乗り継ぎ・在来線を乗り継ぎ、

不自由な脚で・夫のもとヘと・向かったのです。

しかし、

夫の死には・間に合いませんでした。

通夜・葬儀が終わり、

妻は、

娘と一緒に暮らす筈であった家ではなく、

訳も判らない状況の中、

山の斜面に・多くの墓標の立つ横の

老人施設へと・入居させられたのです。

当日、

娘夫婦と孫たちは、

ハワイへと旅行に出掛けて・行きました。

成田空港のコンビニのATMで、

母親の年金を・2回に分けて・引き出した娘を

年老いた妻は・知る吉も・ありません。

施設は、

食事代も含め・月に8万円程度の費用の処でした。

妻には、

東北の田舎言葉は・皆目・理解できません。

食事も・粗末なものでした。

年金も・現金も・何ももたされず、

差し入れも・なく、

2年、

妻は・祈り続けたのです。

この年老いた老女から、

直接・聞かされた・台詞。

どこで、私は・育て方を・間違えたのだろう?

根管治療こそ・歯科医をシビアに選ぶこと

最近の歯科医院は、

どこもかしこも、

美容サロンみたいな・お洒落な造りが・多いですね。

で、

いかにも・最新機種を準備して、

さも・名医って・雰囲気を・醸し出して・います。

笑っちゃい・ますよ。

機械が・嫌がってるんじゃ・ないですか?

だって、

歯科医師が・機械に振り回されて、

治療の・定石から・オーバーランしてますもの。

最近・街ゆく高級車のハンドルを握る

女性の姿を・多くみかけます。

ポルシェなんかも、

SUVやパナメーラのハンドルを握る・女性が増えました。

と言うか、

911以外は、女性のためのポルシェだと・思いますね。

911も・随分と・普通の車へと・進化したようです。

しかし、

911こそポルシェ。

その性能を発揮させるには、

相当なるテクニックと・体力が・要るんです。

ポルシェ911を・さらりと・あしらえる

大人の男って・本当に・稀な種族になったんじゃ・ないでしょうか?

40代の・ソレなりに・仕事に取り組んで、

成功した男は、

ポルシェ911に・憧れるのは・よくわかります。

私は早熟でしたので、

随分と大昔に・ソチラは・経験しました。

今は・落ち着いたんですよ。

根管治療なんかも・そうなんです。

チャラい・うんちく、

やたらマイクロスコープを云々するところ、

症例レントゲン写真、

ただし修正ソフトで・イジってない写真ですよ。

よく・よく精査して・行きませんと、

私でも・助けられませんよ。

根管治療も・インプラントも・同じこと

私も・58歳になりました。

18の歳で・歯科医学の門を叩いて、

既に・40年に・なったのですね。

今の若い、

と言っても・40代の歯科医師も・含めて、

中途半端にしか・見えません。

ぶれない強い心・を感じません。

私の歯科医学との関わりは、

常に・前へ、前へと進む・チャレンジだったと・思います。

めげないこと。

続けていれば、

必ず・定番に・なると・私は信じています。

母校の臨床教授の大任を任せて頂いたのも、

私の定番を・認めていただいたことと、

少し・ほっと・しています。

最近の歯科医療の現場では、

若い世代は、

根管治療と・インプラント一色。

歯科医学は・もっと奥深いモノです。

新しい患者さんって、

他での・やり直しばかり。

私は・患者さんに、

ズバリ・お聞きします。

この治療は・どなたの・なさった治療ですか?と。

で、

その方の・ホームページを閲覧します。

で、

意見は・1つ。

アホやな。

20年・早いわな。

自分の・未熟さも・判らん阿呆が、

イランこと・したら・あかんわな。