起床すると、
86歳になる・母と会話するのが・常になりました。
生まれ故郷の・光景が、
育った大気が、
母の・感性を、日に日に・回復させてくれていることに、
驚きながら・老いた母を眺めています。
珈琲を飲みながらの・母の言葉。
人の・心は・なかなか・一緒に・なれないものね。
どこかで・一歩・相手に・譲らないと。
みんなが・少しづつ譲れば・大きな輪に・なるんだ・けどね。
でも、
誰か・一人でも・強く出ると、
心って・見えないだけに、
壊れて・行くもんだね。
譲ることの・できない人、
譲ることの・知らない人。
そういう人と・関わると、
そういう状況が・長く続くと、
心って・折れてしまうのね。
あなたは・今・悩みが・あるの?
お仕事では・順調そう・じゃない?
対人関係なの?
もし・そうだったら、
たとえ・人に傷つけられる機会があっても、
大勢の・人の中へと・入ってゆく方が・良いわよ。
大勢の中には・力の源が・あるから。
男は・外へ、外へ・出なきゃ。
そうすると、
力も得られるけれども、
煩わしさも・いっぱい・味わうもんだわ。
ソレでも・男は・仕事。
仕事するには・気力が・必要だからね。
ひとりで・居ると・孤独感を味わうものね。
でも、
同じ家の中で・家族と暮らしていても、
それぞれは・違う人間だから。
考えも・行動も・心も・それぞれ・なものよ。
家庭の悩み?
あなたは・仕事だけが・趣味の人だから、
気も効くし、
先々を見て・準備して動く人だから、
みんな・羨ましがるんじゃ・ないの?
そうで・あれば・良いんですが。
現実は・誠に不思議なもので、
筋目を何より優先する・昔人間の私と、
沖縄出身の・14も歳の離れた妻のルールには
大きな・大きな・違いが・あるものです。
今の・女性は本当に・強くなったかのように・見えます。
が、
本当に・強いんでしょうか?