日別アーカイブ: 2020年9月14日

望郷の念

高松市の中心部に・診療所を構えています。

いくら高松市が、地方都市と・言えども、

県庁所在地の中心部は、

アスファルトと・コンクリートだらけで、

無味乾燥な・渇いた空気に・囲まれています。

窓からは、

小路の向かい側に・圧倒するようなビル群の隙間に、

毛が生えたような程度の街路樹しか・ありません。

それも・落葉樹ですから、

冬は・一層・味気なさが・募ります。

仕事に・精を出せば・出すほど、

心が・潤いを・求めるモノです。

そんな時に、

幼い頃・育った町並みの光景や、

青春期を過ごした・新潟の風景が、

ヤケに恋しく・なるのです。

脳裏に・浮かべ、

楽しかった日々を思い出すと共に、

あぁ・帰りてぇなぁ!

開業医のだから、

滅多矢鱈には、

街を離れられない境遇を

恨めしく・思うのです。

勉強の・し直し

勉強の秋・と言われるから・かも・しれません。

スタート・ダッシュじゃ・ありませんが、

この処、

論文の猛読に・明けくれて・います。

何事も、

頭から・シャワーを浴びるくらいの・勢いで、

ひたすら・ドップリと浸かる時期が・必要だと、

事ある毎に、

弟子たちに・口喧しく・言っておりました。

新型コロナウィルスに対する対応と対策で、

始終・気が張っての・もう半年の日々。

巷は、

慣れたのか?

諦めなのか?

弛緩した・気配をも・感じるように・なりました。

まだまだ・コレから・なのに。

気が緩む事の・ないように、

世間から、

一歩・退くために、

隠って、

気合を入れた、

勉強の・し直しをと。

 

根管治療の模様替え

1日の気温差が・激しく上下し、

ともすれば、

体調を崩す気配をも・感じる・今日この頃です。

が、

私の日常は・いつもどおり変わりません。

先日、

日本歯科大学の江面教授との電話での・やり取りにて、

大いに・刺激を受けました。

根管治療の名人と唱われる・江面教授からの刺激は、

昨今の根管治療の風潮に対して、

日頃から・異論を唱える私にとって、

大いに・力付けてくれる・モノでした。

根管の解剖を熟知し、

生体のルールに沿った・細やかな配慮の基での、

根管治療に努める事の・大切さを、

名人は・冒涜に語っておられました。

風潮を・意にしない、

シッカリと・原理原則を身につけた、

名人って、

この国に・どのくらい・残って居られるのかと、

ふと、

考えてみたのです。

そんな事を鑑み、

母校の層の厚さを・しみじみと・感じたのです。

日頃から・24時間・思案していた、

根管治療の壁が、

一気に、

壊れた・瞬間でも・ありました。

根管治療の道具箱を、

今週、

一気に、

模様替えする・チェンジの時を迎えたのです。

更なる、

根管治療の高みに・挑むつもりです。