日別アーカイブ: 2020年9月10日

便利に・し過ぎても

今、

自動車が・売れない・のだそうです。

私の世代の男は、

自動車には・ある種の・こだわりを・持っているんじゃ・ないでしょうか?

が、

今時の若い世代の男性は、

そのような・特別な感情が・無いのだと。

ただ、

今時の自動車って、

私は・面白味が・欠けるんじゃ・ないかと。

家電製品みたい・じゃないですか?

今度の・新型メルセデスのSクラス。

出来すぎ・でしょ!

これじゃ・電車に乗ってるのと、

変わらないじゃん・と思うのは、

私だけでしょうか?

だから、

自動車が・売れなくなったのだと・思うのです。

行き過ぎた・転ばぬ先の杖のような・手当てが、

モノの・魅力を・逆に・消している事に、

気づかないのでしょうか?

デパートが廃って、

イオンモールみたいな・大型量販店に軍配が・上がったのは

デパートが・デパートたる・無駄を、

どんどん・切り捨てた事に・所以していると・思うのです。

この間、

知人が・初めてイタリア車を購入したのです。

普段はメルセデスの彼が、

自分の通勤の足にと、

小回りの利く車と云う事で、

アルファロメオの試乗をしたそうな。

で、

面白い・じゃん・と。

自動車って、

ファン・トゥ・ドライブが・大事でしょっ。

人馬一体の・感覚。

彼は・それに・気づいたのです。

その1番の理由。

新型コロナウィルスの環境下で戦う・医療職だから・でしょう。

毎日・毎日を、

360度・パノラマの視界で、

医療行為に従事するって、

一般の方には・理解できないでしょう。

だって、

今は、

1年に有給休暇が何日あって、

1日の労働時間は何時間で、

過度の残業はブラックだ!

医療職って・そんな事言っているうちに、

患者さんが・死んだら・どうするんです?

自分を犠牲にして・初めて・成り立つンです。

医療職って・お金が儲かって・良いじゃないかと、

世のご批判は多々・あれども、

ご自身で、

日常の診療、

バックヤードの感染防止対策、

患者さんへのホスピタリティ、

スタッフ管理、

で、

診療が終わってからの・日々の勉強。

勉強って、

小学校や中学校・高校生の勉強じゃ・ありません。

患者さんの・命のかかった勉強ですよ。

歯科医師でも、

仕事が多様な・なりました。

また、

基礎疾患を持った・高齢者の患者さんも・増えています。

基礎疾患を十分に把握した上での、

歯科治療は、

患者さんの身体的ストレスを・極めて軽減できるんですよ。

その上に、経営。

やって・みて・下さい。

時給計算したら、

みなさんよりも、

随分と・低賃金な・筈ですから。

それでも、

診療を行うのは、

情熱・以外のは・ありません。

ただ私も・生身の人間なんですよ。

ファン・トゥ・ドライブで、

やっと・正気に・還れるんです。

そういう・切り替えの上手になった彼。

今後は・ますます繁盛するでしょう。

で、

私は・イタリア車とアメリカ車派です。

ただ家族の足は・ドイツ車って・処が、

自動車メーカーに対する・私の評価でしょうか?

 

 

謙虚さ・

朝の6時前の・高松市の街中は、

少しばかり、

肌寒く・感じます。

つい2,3日前までは、

刺すような・陽射しに、苦しんでいましたのに。

この急激な気温の変動と、

新型コロナウィルスに対する対処が・全く解決できていない状況に、

これから・いったい・どうなるんだろう?

と、

不安が・募ります。

医療職に就いて・30数年、

感染症対策については、

ある種の・自信がありました。

が、

正直に申し上げます。

新型コロナウィルスの出現が、

私の・この自信を・完全に覆してくれました。

一診療所では・到底・対応できる問題では・無いのだと。

社会全体との・関わり・と云うモノを、

つくづく感じたのです。

体力旺盛なる若者は、

自分は・関係ないのだと、

タカをくくって・いるかも・しれません。

でも、

その自分が、

知らず知らずのウチに、

身も知らずの・老人たちの、

健康被害の原因に・成るかも・しれません。

そんな事を、

社会全体が・自覚しなければ・なりません。

診療開始が・午前10時の・私の診療所。

何故に・そんな早朝に・出勤するように・なったのか?

人混みを・避ける為に・他なりません。

患者さんが・私に身を任せて・下さるのです。

私が・無垢でなければ・なりませんから。

そんな生活を・半年ばかり。

正直・疲れます。

寸分の気配をも・感じるようにと、

気をつけてきた・半年は、

心身を・疲れさせます。

進歩した科学の・限界を感じさせても・くれました。

人間は・謙虚に・ならなければ・なりませんね。