日別アーカイブ: 2019年8月28日

総合診療におけるインプラント修復

平成30年10月11日・初診の患者さんです。

治療に着用したのは、

同年12月26日です。

【考える臨床】と言う言葉通りの・症例でした。

数名の歯科医師の手による・歯科治療のなれの果て。

インプラントと高級補綴の・オンパレードですが、

患者さんは、

全く【噛むことが・できない】状況でした。

下顎の大臼歯部分のインプラント修復は、

インドにて加療を受けたモノです。

また、日本の主要都市の歯科医院を彷徨う

ジプシーのような数年だったようです。

初診時の前方観です。

初診時の側方観です。

初診時の咬合面観です。

この患者さんの治療は・本当に楽しかった!

知恵を振り絞りましたもの。

お見せ・しましょう。

咬合面観です。

大臼歯部分は・当然・ゴールドクラウン修復です。

インプラント修復特有の初期の【石を咬むような感じ】は、

全く・ありません。

対合歯は・あえて積極的な治療は・していません。

ただ、

前歯を1本だけ・抜歯させて頂きました。

ねっ!

乱ぐいだった前歯が・綺麗に揃いましたね。

放置しただけです。

ただし、

上顎を全面的に変化させたことで、

噛み合わせが激変したので、

コレは・計算済みの【仕掛け】だったンです。

お顔だち・観て下さい。

お品良く・仕上がりました。

側方観と前方観は、

噛み合わせを変化させた工夫と合わせて、

次に解説を兼ねて・お見せしましょう。

 

 

工芸品・インプラント補綴の王道

今朝いっぱいの時間を費やして、

完成したクラウン修復をセットします。

全てが、

インプラント支台です。

この患者さん、

すごく・頑張って下さいました。

治療のドキュメントは、

初診の際から、

ブログにてご報告させて頂いています。

さてさて、

口腔内の状況・楽しみにしてて下さい。

【成功の最大の秘訣は、

多人や状況に振り回されない・人間になることだ】

シュバイツァーの言葉です。

育む

九州北部地域の大雨警報に、

ドキドキ・胸が潰れる想いです。

患者さん、知人、友人、取引先など、

この地域とは密着した関係であるからです。

どうぞ・大きな災害などに見舞われませんようにと、

朝の祈りで、

天を仰ぐような想いにて。

当地も、

毎日、降雨です。

一夜、一夜ごとに、

夏が後退し始めたことを実感します。

秋の訪れの気配も、

もう少しで、

肌感覚で判るンですかね。

あっという間に、また1年が過ぎ去るのですね。

昨日は、

大学からの電話が多かったですね。

でも、

シビアな診断や治療方法についての、

相談では・ありませんでした。

ワイワイ・ガヤガヤ・

ウキウキ気分って雰囲気だったのが、

とても嬉しく思いました。

後進たちは、

確実に成長してるんです。

臨床家に必要な【虎の眼】も、

身に付いてきているんでしょう。

歯科治療って・楽しんだぞ!

そんな気持ちが、

後進たちに伝染したことに、

本当に良かったと。

またまた、

私の患者さんを増やして下さるそうな。

ヤレヤレ。

水橋准教授の台詞も・オモシロイ。

先生~・そろっと・もうお一方・むにゃむにゃ。

先生の・お得意の女性では・在るんですが・むにゃむにゃ。

でも~・76歳ナンですけどぉ~・むにゃむにゃ。

え~い、水橋ぃ~・語尾を明瞭にっ!

良いですよ。

総入れ歯ですよね。

また別のテクニックをお見せしますよ!

【できるか?と、尋ねられたら、

いつでも、

もちろん、できます!と、答えなさい。

それから急いで、やり方を探るのだ】

第26代アメリカ合衆国大統領 セオドア・ルーズベルトの言葉です。