平成30年10月11日・初診の患者さんです。
治療に着用したのは、
同年12月26日です。
【考える臨床】と言う言葉通りの・症例でした。
数名の歯科医師の手による・歯科治療のなれの果て。
インプラントと高級補綴の・オンパレードですが、
患者さんは、
全く【噛むことが・できない】状況でした。
下顎の大臼歯部分のインプラント修復は、
インドにて加療を受けたモノです。
また、日本の主要都市の歯科医院を彷徨う
ジプシーのような数年だったようです。
初診時の前方観です。
初診時の側方観です。
初診時の咬合面観です。
この患者さんの治療は・本当に楽しかった!
知恵を振り絞りましたもの。
お見せ・しましょう。
咬合面観です。
大臼歯部分は・当然・ゴールドクラウン修復です。
インプラント修復特有の初期の【石を咬むような感じ】は、
全く・ありません。
対合歯は・あえて積極的な治療は・していません。
ただ、
前歯を1本だけ・抜歯させて頂きました。
ねっ!
乱ぐいだった前歯が・綺麗に揃いましたね。
放置しただけです。
ただし、
上顎を全面的に変化させたことで、
噛み合わせが激変したので、
コレは・計算済みの【仕掛け】だったンです。
お顔だち・観て下さい。
お品良く・仕上がりました。
側方観と前方観は、
噛み合わせを変化させた工夫と合わせて、
次に解説を兼ねて・お見せしましょう。