著者略歴を見ると、
先生は1962年 日本歯科大学卒業とあるから、
1963年・生まれの私よりも、
1年も・前に・歯科医師になられたのだと、
意味もなく・大いに感心したのです。
2008年に日本歯科大学を退官され、
この著作を出版されたのは、
2018年9月10日。
退官後の10年と云う月日を費やして、
纏められたのが、
この著作です。
【エンドに必要なアナトミー】
先生の名は、
日本歯科大学名誉教授 川崎孝一先生。
頁のあらゆる処に【川崎孝一ワールド】が広がっています。
で、
ヤッパリ私は間違っては・いなかったと。
私自身が独り歩き・始めて、
現段階・至った【エンドの考え方】は、
この著作に根拠として、
確かに、
記載されています。
オモシロイもので、
私が根管治療の際に、
器具を上下運動する最中、
難症例ほど、
この師の顔・口癖・語りよう・
が、
脳裏を過ぎるのです。
著作を何度も熟読しつつ、
川崎孝一ワールドを堪能しつつ、
あぁ!立派な臨床家でもあるが、
立派な教育者とは・
を再考させられるのでした。
私自身が学生諸君に対して、
このような脳裏に残る師であるのか?
大いに考えさせられたのです。
【もう・これ以上のアイデアを考えられない・
と、思った後のこそ、
良い考えは生まれる】
トーマス・エジソンの言葉です。
毎夜、研究に勤しむ後進たちへ、
今日は・この言葉を送りましょう。