今朝、
くだんの馴染みの
歯科関係の営業マンが、
診療所の階段を駆け上り、
息も、きれぎれに、
私の顔を見るなり、
先生っ、キツいッスよ!
でも、
気合い1発・頑張ってます!
演歌歌手が・拳を握り締めて、
絶唱するかの如くの、
頑張っていることを
猛烈にアピールするではありませんか。
当初は・ナンのことだかと。
そんな私を余所に、
微笑みながらに・彼は続けます。
あんまり冷たいモンで、
竿の部分が萎んでしまって。
先生が、玉だけだぞ!
って・仰ったから、
萎んだ息子をガーゼで以て
下から支えて、
洗面器を右から左へと。
イヤー!
屈んでますから、
腰にもキツいっす!
私ですか?
吹き出すのを・必死で堪えてました。
で、
眉間にシワを無理やり造って、
〇〇君、何事ぉ~も・継続だ。
それに尽きる。
お頑張りなさい。
しかし不思議ですよ。
彼、明るくなりましたもの。