日別アーカイブ: 2019年6月15日

ゴールド修復

今回、

新潟へ参りました際に、

保存学第2講座の新海教授の治療を受けました。

先生は、

私が18の歳からの主治医です。

昨年末に大騒ぎした・右上の第1大臼歯も、

覚悟した抜歯を受けることなく、

無事に印象採得の段階を迎えました。

隣在歯の第2大臼歯の虫歯も、

ついでに加療を受けました。

修復方法は?

第1大臼歯はゴールドのキャスト・クラウン修復で、

第2大臼歯はゴールドのインレー修復です。

歯科大学の保存学講座の教授が、

新人時代からの40年に渡る・患者である私、

同大学の臨床教授に対する治療です。

ソレが、

ゴールド修復であることに、

大きな意味を感じて下さい。

 

基本の・き・

私の診療所は、

高松インプラントセンターとして、

インプラント治療主体の治療を行っていますが、

大学病院での治療は、

あえて、

入れ歯治療を中心に行っています。

ソレは、

歯の欠損修復治療の基本型が【入れ歯治療】だからです。

入れ歯もキチンと造れない歯科医師が、

インプラント治療など・もってのほかと、

私は考えています。

入れ歯治療の・さまざまなバリエーションを、

後進たちの観て頂くために、

あえて、

総入れ歯の治療を受けることにしたのです。

嬉しいのは、

私の治療の際に、

多くの歯科医師や歯科技工士、学生諸君が、

集まってくれることです。

単細胞の私は、

ついつい調子にのって、

ウラ技を披露してしまうんです。

おぅ~!

という周囲の空気に、

ついつい。

診療室には、

歯の守り神がいらっしゃると、

私は信じています。

日本歯科大学新潟病院は、

私にとっての故郷だと思っています。

この診療室に帰って来られたことを

学長、学部長、教務部長、病院長のご厚意に、

心から感謝し、

ダーウィンの進化論のように、

新人歯科医師であった私が今に至った経験の過程を、

スピーディーに、

隠すことなく、

お見せすることが、

私なりの母校への御礼奉公だと思っています。

先日、

学長の著作に直筆のサインを頂きました。

早速、

この書籍は、

診療室の待合室へと戻ったのです。

歯科医師は、

歯科医学の歴史を熟知為べしという・考えが、

私の基本姿勢です。

ですから、

診療室の待合室に【歯科医学の歴史】関連の書籍が在ることは、

私の自己主張でも・あります。

裏づけの確立した歯科治療を、

私は施術したいのです。

歯科放射線学の小椋教授とは、

毎月、

晩飯を食べにゆく仲となりました。

そんな時に、

彼の口癖。

男は24時間・働きますか!

大昔のCMにあった台詞ですが、

そういう彼に、

大いに同調する私です。

彼は学者の中の学者。

私は臨床家の中の臨床家で在ろうと。

歯の話題で、

ネタは尽きないのです。

今日は午後から、

香川県日本歯科大学の校友会があります。

新潟から、

同級生である歯周病学の佐藤教授が来られ・講演されます。

毎日・毎日を、

歯科医学に埋没して過ごしています。