昔から師匠である内藤正裕先生から口を酸っぱく言われていた台詞です。
【上手な歯医者じゃなくて、上品な治療できる歯医者になれ!】
自分が認める人の言葉は、素直に身体の奥に染み込んでいく質の私です。
ですから、そう何時も自分に言い聞かせてきました。
私の診察台の前の壁には、
師匠の肖像写真を額に入れて掛けています。
で、
診療の肝腎な処を向かえたり、
キツい!とストレスが懸かったら、
チラッと、
師匠の顔に視線を移すのが常となりました。
私らのようなスタイルの診療は、一種【独特】のモノだと
歯科業界全体は認識しています。
其れは其れで、長い間ヤってますから、
経営的にもシンドイ時も度々在りました。
が、
【歯科医学の王道】を行くと、
【ナイチンゲールの心での手当て】を
私は頑固な迄に護り通してきました。
これに偽りはありません。
時代は移りゆきます。
昨今の変化のスピードの速いことと言ったらありません。
が、
【根っ子】さえ確りと張っていれば、
幹は倒れません。
患者さんも色々な方がお越しになられます。
個性、価値観、生活スタイル、好みも多様です。
が、
健康になりたいと云う気持ちが確りとあれば、
私はいつでも暖かく受け入れます。