ホームページのリニューアルも順調に進行中です。
三枝デンタルオフィスの公式ホームページは、
2種類・在ります。
なぜって?
どちらのホームページも・製作者が知人だからです。
お一方は友人。
もう・お一方は患者さん。
私は一人しかいませんが、
立場が変われば、
私という人間は、
必ずしも・同一人物では・ありませんから。
今月の21日頃には、
完全リニューアルできそうです。
ホームページのリニューアルも順調に進行中です。
三枝デンタルオフィスの公式ホームページは、
2種類・在ります。
なぜって?
どちらのホームページも・製作者が知人だからです。
お一方は友人。
もう・お一方は患者さん。
私は一人しかいませんが、
立場が変われば、
私という人間は、
必ずしも・同一人物では・ありませんから。
今月の21日頃には、
完全リニューアルできそうです。
最近では、
20代後半から30代、40代という、
若い世代の方々が、
新しい患者さんとして・お越しになられます。
治療は【人と人との関わり】です。
歯科医師としての私の姿に
何かを感じ取って下さっているのでしょう。
先生のこと・最初は恐かった!
ナンというか・威圧感が。
私はニコニコしながら・聴いています。
で、
今は?
全然・恐くないです!
歯がとても・大切に感じています。
皆さんが・そう仰います・

診療室の前のホールです。
聖母マリアさまの御像と聖ヨゼフの肖像画。
そして、
本多正弘先生からの贈り物であるミニチュアのデンタル・チェアー。
聖ヨゼフの肖像画は内藤正裕先生からの贈り物です。
先生の御祖母堂さまは有名な画家でいらっしゃいました。
私のカトリック・ネームを先生が付けてくださり、
その際に、
分厚い聖書と・ともに肖像画を頂戴したのです

診療チェアーの私の定位置からは、
内村鑑三氏の言葉が・いつも視界に入ります。

毎度・毎度の診療前の手洗いの際には、
大日本帝國海軍兵学校の五省を繰り返し・繰り返し。
若い患者さんも・慣れっこになってるみたいです。
だって、
診療室に入室する際に、
私に倣って【一礼】されていますもの。
最近の若者はって・よく耳にします。
本当で・しょうか?
最近の若者って、良いと・逆に私は感じています。
歯科治療から、
虫歯治療と根管治療は、
避けては・通れません。
ですから【歯科保存学】は歯科医学の【根幹】でも・あります。
私の診療所の治療主体は【インプラント治療】ですが、
それでもインプラント治療を成功じ導くためには、
保存学から避けては・いられません。
私は歯科保存学の歯学博士です。
ですから、

ほらっt・大きく深い虫歯です。
微かに神経が・透けて視えています。
詰める前に、
唾液で汚染されると、
微生物を持ち込んで修復治療が行われてるんですよ。
絶対・阻止!
断固・ラバーダム防湿環境下にて【無菌的保存治療】です。
大変高度な審美性を求める・患者さんが多いです。
そのような方の治療は、
ついつい【武者震い】しながら、
気合い十分で・臨みます。

セラミック・クラウンを製作する歯科技工士が、
唸るほどの正確さを担保した・歯形を採らねばなりません。

歯と歯肉の境目に・細~い糸を挿入します。

あらかたの概形成は終了していますが、
ここからが【勝負どころ】です。

オールセラミック・クラウンと周囲歯肉が・長期間安定維持するようにと。

コレが私のオールセラミック修復のプレパレーションです。
因みに隣在歯は全て・仮歯です。
多数歯の修復治療に際しては、
歯型は1本づつ採得しています。
ですから、
冒頭の写真のとおり、
沢山のトレーがあるのですよ。
私が森高千里さんのファンだと知り、
ドン引きされた・ようです。
先生がねぇ?
私の顔を食い入るように・見つめながら、
珍しい生き物を観る空気を・感じるんです。
私ですか?
音痴ですが、
1曲・ご披露しましょうか?
そんな風に・お返ししています。
ホームページの修正原稿を製作会社が作業の最中に在るそうな。
先生らしいわと。
全く一般受け・狙っていませんね!
そんなコメントでした。
私は私です。
他所の歯科医院と全く違うから、
私ナンです。
何処でも良いなら、
私の出番は・ありません。
ソレは・決して【強気】では・無いンです。
私は未だ修業の最中に在ることを、
誰よりも知っているからです。
歯科医師だからかも・しれません。
几帳面な質です。
周囲の人間は、
さぞかし窮屈に相違ないと、
よく言われます。
布団も、
キチンと・ピシッと、
していないと眠る気になりません。
ただし、
起きたらグチャグチャになってますが。

ですから、
車の中に綺麗ですよ。
診療所は・もちろんです。
もうコレは性格ナンです。
多忙・多忙などと言ってはイケマセンね。
相変わらず、
【歯で本当に困った】患者さんが、
お越しになられます。
【考える歯科治療】の実践を
身を以て体験しています。
そんな私を心配し、
今年も多くの方々のお気遣いを頂きました。
その中でも、
特に嬉しかったこと。

21年ぶりに全国ツァーを再開した森高千里さん。
無論・私の姿が在ったことは言うまでも・ありません。
チケットから何から何まで、
連れて行かれるままの・私でしたが。
私の車に同乗した方は、
皆さんが・驚くンです。
何故って?
BGMは森高一色ですから。
先生、マジですか?
おう!
後は舟木一夫の銭形平次の主題曲なら、
3番まで唱えるが、
高らかに唱ってやろうか?
私はカラオケ店に行ったことがありません。
また、
スナックなどの盛り場でカラオケをしたことも・ありません。
何故って、
私は音痴だからです。
湯舟の中と車の中で、
大いに唱うこと。
ソレがスッキリ爽快な気分になることを、
50過ぎて知ったのです。
私は元来、
仕事上でのストレスは皆無です。
歯の治療が好きですから。
ただ、
せちがない世の中です。
複雑な人間関係や、
嫌気がさす機会が多いのも、
社会の第1戦に居る証拠。
怒らず、
怒らず、
穏やかに、
穏やかにと、
自己抑制できる年齢になったのだと思いますが。

下顎の第1大臼歯。
ヘタクソ・コンポジットレジン修復と・遠心部分が欠けてます。
近心部分には・嫌なヒビ。
隣のセラミック修復の歪な形態。
隣接面が凹ンでますね。

ラバーダム防湿環境下で・う蝕検知液を使って、
丁寧に・虫歯を取り除きます。

綺麗な歯質です。
感染象牙質は・ありません。
唾液と呼気から隔離した清潔な乾燥環境下で・
ダイレクトボンディング修復を行います。

エナメル質へのエッチング処理です。

十分なる水洗・乾燥行程をへて、

象牙質への処理です。

引き続いて・接着操作。

光線照射による接着を確実にします。
で、いよいよダイレクトボンディング修復・マテリアルの盛り上げです。
が、
その間前に、
まだ下準備。

このような重装備環境の中で、
私は・手先に集中できるンです。

ドンドン・形が出来てきましたよ。
私は・複雑な多くの器具は・使いません。
咬合面の解剖学形態は・針1本で・十分です。

最後の光線照射です。
で、
完成です。

小さな青い点は、
向き合う歯との【接触点】です。
次回は辺縁部分の仕上げと研磨です。
コレは【普通の虫歯治療】です。
本来は、
もっと・もっと沢山の【コツ】が・あるんですが。
ここは母校の方々だけへと。

上顎の総入れ歯です。
随分と前に・私が造ったモノです。
10年近く・全く【定期検査】に・お越しになられませんでした。
突然、
再びのアポイントメントが入りました。
で、
私は・目が点になったのです。
普通なら【写真に記録】するんですが、
あまりにも・驚いて、忘れてしまいました。
というか、
視たくなかったのです。
というのは、
私処が遠いってんで、
他所に転院されていたんだそうです。
で、
なんか緩くなった感じがしてきて、
そこで、
入れ歯の修理したんだと。
そっから・全く使いモノにならなくなった!
慌てて、
私に怒られるのを覚悟しつつ、
恐る恐る、
電話したんだそうです。
私ですか?
爆笑してお迎えしました。
私の造った入れ歯は・悲惨な姿。
患者さんの粘膜は・悲鳴をあげていました。
それでも、
入れ歯を修理して使いたいと願うは、
作り手の親心です。
で、
上顎の4カ所にインプラントを埋入し、
この
コレらを支えと維持の補助にしようと。

模型で視ると・こう言う感じですかね。
この装置の上に、

このようなキャップが入り込んで、
入れ歯の維持装置になるんです。

入れ歯の裏側には・装置の入り込む凹みを形成しています。

模型上でキャップを取り付けた所見です。
もともとのインプラントには・予め、

このようなアバットメントが準備されています。
ですから、

インプラント体にアバットメントを連結し、

こういう状態ですかね。
で、
維持装置を次いで連結します。


これで・患者さんサイドの準備は・完了。
続いて、
キャップを入れ歯に組み込む操作です。
綺麗に修理した入れ歯を口腔に入れて、
噛んで頂きます。

20ミクロン程度・浮いています。
で、
一気呵成に、
インプラント維持装置の部分に大きな【穴】を空けました。

穴の空いた部分に、
柔らかい状態の樹脂を流し込み、
一気呵成に、
口腔内へ、
で、
ギュゥ~ん・と、
シッカリ・噛みしめて7分間。
後は、
樹脂のはみ出しを綺麗に取り除いて、
研磨してオッケー!
処置あとに、
患者さんの目が驚いていた事は言うまでも・ありません。
診療所で、
大きな草加煎餅をバリバリと、
召し上がって頂く光景は、
いつもの入れ歯治療の決まり事。
〇〇さん、
定期検査来てね。
毎回の些細な【調整】が、
長持ちの・秘訣なんだから。
締め切り迫った原稿も、
やっとこさ、
一気呵成に・書き終えました!
脳ミソが・溶けそうになりましたが。
ダイレクトボンディング修復については、
多くの臨床家が・さまざまな方法を紹介しています。
ダイレクトボンディング修復を語る臨床家は、
腕に覚えあり・の、
強者揃いです。
観ていても、
感心させられるくらい・
綺麗な仕事をされています。
その中で、
私なりの【オリジナリティ】を自己主張しつつ、
一般の臨床家が、
日頃の臨床を見つめ直して下さるようにと、
隠すことなく、
私のダイレクトボンディング修復の実際を
認めました。
また、
ホームページの修正原稿については、
考えに・考えて、
【私の考える歯科治療】というテーマで、
大学での講義内容を基に、
少なくとも術後10年は経過した症例、
古いモノでは、
20年以上の経過症例を提示しながら、
私の歩いてきた軌跡を
ひとり語りの形で、
原稿を纏めました。
24歳で歯科医師免許を頂戴して、
今年で56歳になりました。
その間に、
日常の臨床を、
マメに写真に残せたことに、
感無量の想いが・あります。
今・私の歯科治療は、
まだまだの・過渡期にあります。
グイグイと、
上昇気流に乗せれるように、
エネルギッシュで居たいと・思っています。