インプラント治療の普及に伴って、様々な骨移植材料が市場に出回るようになりました。
加えて、歯科治療も審美的な傾向が強く求められる様になり、私見ですが、行き過ぎの傾向も認められます。
プラセンタ注射やプラセンタ薬の服用などは、その典型と言えましょう。
プラセンタ等は、わざわざ歯科で取り扱う必要など無いというのが私の意見です。
日本赤十字が、プラセンタ注射の経験のある方の献血を拒否している事実からしても、
私はプラセンタを自身の治療で使う必要性を感じません。
歯の治療を行うにあたり、確かに便利な材料は沢山ありすが、私は使用する材料が全身に与える影響を先ずは第1に考えたいと思っています。