私が料理人に憧れる訳


先のブログに認めた通り、

私らの仕事は、

治療の最中から治療終了の時は勿論のこと、

5年、10年、それ以上のズットの間に渡って、

自分自身で否応でも、

結果を突き付けられて思い知るのです。

自身の無力を味わうのです。

料理は食した瞬間に評価が出て、

その時の感動はズット脳裏に刻まれます。

良いも悪しきも、

食した瞬間の評価で決まり、

時系列的な再評価を受けることはありません。

瞬間に全てをかける芸術と言って良いでしょう。

だから私は、料理人に憧れるのです。